テーマ:エッセイ

音程のはなし:長3度

中世までのヨーロッパ人は、どうして長3度(ドとミの関係)を心地よい響き(協和音)と思わなかったのでしょうか? その理由を明かそうと、とある実験をしてみました。 (^^♪ ヨーロッパ古代から中世までの音律は、現代のような平均律ではなく、ピタゴラス音律でした。あのピタゴラスが発案したという音律について、Wikiから引用し…
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楽譜のはなし 1

セイキロスの墓碑銘に刻まれた楽譜には「音の長さ」は示されていないと勘違いしていました! その証拠に、以前のブログは思い込みのままウソを書いていました。このギリシヤ時代の楽譜が、"「音の長さ」を示していない初期のネウマ譜"の元になったんだ・・・と早合点をしてしまったのですね。しかし後になって、この2000年も前の楽譜には「音の高さ」…
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テンポのはなし

初めての曲のテンポをどう決めるか。難しいですよね。 一つ前のブログで、もし参考になればと思い、私のテンポの決め方について書きました。しかしこのままだと埋もれてしまって、自分でもどのブログで書いたのか思い出せなくなることは必至です。そこでこちらに移行して、タイトルもそれらしくし、新たなブログとすることにしました。忘れないように、ブロ…
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和音のはなし

和音の作り方に関して、気がついたことがあります。 多重録音での私のノウハウの一つ・・・というお話なので、リアルのアンサンブルでも応用できるかどうか、ちょっと微妙ですが、応用できないことはないと思って書きます。 【 カッコよく言うとレコーディング・スタジオ。通称:録音部屋。 】 最近の私の多重録音は、全て高音…
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五嶋龍 ヴァイオリン・リサイタル

秋川キララ・ホールでの五嶋龍 ヴァイオリン・リサイタルに連れて行ってもらった。 一段と成長し、一流の音楽家に育った龍君の演奏に舌を巻いた。 楽しみにしていたブラームスのソナタ第3番がベートヴェンのスプリング・ソナタに 変更になったのは、ちょっと残念だったが、集中力の切れない音楽に感服した。 一流の音楽家の所作…
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要 精密検査

検体2つのうちの一つが、陽性反応でした。 30代の頃は、毎年、胃のレントゲン検査で引っかかり、 毎年、胃カメラを飲んでおりました。 でも、便鮮血反応検査で引っかかったのは初めてでした。 あの日、ふんばったっけな? ……(o_ _)o パタッ 検査結果が出たのが、先週金曜日。 翌日、土曜日に、胃腸科を訪れまし…
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《本のレビュー》 『ノルウェイの森』 村上春樹 著

村上春樹、僕にとっての第二弾。 一冊読んだくらいぢゃダメだって。 ならば、有名な作品を読んでみようじゃないか。 面白かった。 1Q84と同じで、彼の文章には どんどん吸い込まれていく。 でもさすがに1Q84の方が 洗練されていると思った。 文章がこなれている。読みやすい。 ノルウェイの方は幾分荒削りなの…
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《本のレビュー》 『1Q84』 村上春樹 著

話題の新刊。 それも発売前からのベストセラー。 そんなの読んだのは何年振りだろうか。 ひょっとしたら何十年振りかもしれない。 人気の本というだけで敬遠する性格だから。 村上さんの本を初めて読んだ。 イスラエルでだったか、 作家がスピーチしているのを見て、 彼に興味を持ったというのもあると思う。 そして198…
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19日(金)、蛍祭が始まる前日。穴場です。 蛍の数が、わかりますでしょうか? 蛍が乱舞するエリアから百米程離れた高台から撮影しました。 蛍を見に訪れる人は、こんなところには来ません。 林の中。 真っ暗であります。 携帯電話の表示体の明りが頼りなのであります。 発光するものが何もないと、一歩も歩けません。…
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早生まれ

何ともいい響きだ。 Papalinは早生まれである。1961年2月生まれ。 1959年12月生まれより、1960年1月生まれの方が、 昭和39年12月生まれより、昭和40年1月生まれの方が、 得した気分にならないだろうか。 実は、子供の頃から不思議だったことがある。それは・・・ なぜ4月1日生まれは早生まれなのか…
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水たたえる あの目

谷川雁さん作詞、新見徳英さん作曲、男声合唱のための「あしたうまれる」。 8曲の最後は「卒業」という歌だった。終わり間際の歌詞はこうだ。      ♪ ボッティチェルリ うまれ日 しらべてた      ♪ 水たたえる あの目を わすれない 僕はこの歌詞が引っかかっていた。 ボッティチェルリの絵は、3枚しか知らない。 一…
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《本のレビュー》 『発声法』 須賀 靖元 著

BISESでお世話になったベネッセが運営している「趣味のサイト」で、「小さな村のクリスマス」を連載していた。 そこでliuringさんから僕の投稿記事にコメントを戴いた。熱心な合唱ファンであり、ご自身もプロのオーケストラとも共演されて歌われたという。liuringさんのブログを読ませて戴いて、今度は僕が反応した。そしてそれがきっか…
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《本のレビュー》 『岩城音楽教室―美を味わえる子どもに育てる』 岩城 宏之 著

先だって亡くなられた、NHK交響楽団をはじめとする世界のオーケストラで棒を振られた、指揮者の岩城宏之さん。僕は彼の指揮振りが大好きでした。 小澤征爾、故山本直純との3人組は、3人とも大好きでした。岩城さんは、目をひんむいて、汗水をピャッピャッって飛ばしながら、歯を食いしばって指揮をする、あの姿がまずは何と言っても面白かったですね。…
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《本のレビュー》 『すてきにコミュニケーション』 経田 博子 著

そうです、FMいみずのパーソナリティとして、Papalinを招待してくださった経田(きょうでん)さんが書かれた本です。Papalinが去年プライベートでちょっと大変なときに、遠くから励まして下さいました。そのときに戴いた本です。 これは、平成7年に、25回にわたって北日本新聞の朝刊、生活面に掲載されたエッセイ(でいいのかな?)…
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《本のレビュー》 『NHK市民大学 バロック音楽』 磯山 雅 著

ロクな本を読まなかったので、今日は変な本(?)のレビューです。 今から19年前の1988年4月にNHK市民大学講座で放送された番組のテキストです。いま読み返してみますと、当時は理解力に乏しかったことがよくわかりました。 1988年と言いますと、バロック音楽とその演奏に関して、一体どういう時代であったのかといいますと・・・。(…
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《本のレビュー》 『諏訪のでんせつ』 竹村良信 著 その3

諏訪の神さま、タテミナカタノミコトって、 優等生の神さまじゃ決してなかったんだ。 お明神さま  諏訪神社におまつりされているのは、タテミナカタノミコトです。タテミナカタノミコトのことを、「お明神さま、お明神さま」といって、諏訪郡中の人はもちろんのこと、日本中の人から崇められています。  お明神さまの神話をしましょう。 …
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《本のレビュー》 『諏訪のでんせつ』 竹村良信 著 その2

「御神渡り」 諏訪湖で見られる神秘的な景色。 温泉と御神渡り  遠い昔の諏訪は、とっても住みにくいところでした。  何でも、いたるところジャングルのような藪が茂っていたり、猛獣や毒蛇などがのさばり、人間なんかとうてい住めないところのようでした。  こんなひどい諏訪を、今のように大変暮らしよい諏訪の元を造って下さったのが…
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《本のレビュー》 『諏訪のでんせつ』 竹村良信 著 その1

きっと35年振りくらいに読んだ。 著者は父の幼なじみ。息子さんはフルート吹きで先輩。 八ヶ岳と富士山  ずっと、ずっと大昔のお話です。  八ヶ岳が浅間山のように、もうもうと煙を吐き出していた頃のことです。  そのころは富士山もやはり、もくもくと煙を吐いていました。  富士山は女の神さまですが、たいそう威張ることが好き…
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《本のレビュー》 『世界の[宗教と戦争]講座』 井沢元彦 著

う~ん、唸ってしまった。いい本だ。 日本人は、なぜ今でもちょんまげを結っていると 思われているのか。なぜフジヤマを愛し、芸者と 戯れ、侍を家業としていると思われているのか、 胸のつかえがスーッと降りた感じがした。 もちろん、この本にはそんなことは書かれていない。 島国 日本が、世界の中においていかに異様なのか。 彼…
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skittle スキットル

前からずっと欲しかった。 思っていただけでなく、あらゆるところで"欲しい"と言ってた。 携帯酒器と名づけましょうか。 ☆ もらった  形を見たときに、これはスキットルだと思った。  でも定番のいわゆるヒップフラスコとは形が違う。  ヒップのポケットに入れるための気遣いなる湾曲もない。  でも、それと一目でわ…
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hommage

ドヴォルザーク作曲 管楽セレナーデ ニ短調 作品44 『だっせ~。何なんだ、この田舎臭いメロディは!』 『ウィーンの作曲家だったら、このメロディは、こうするだろう。』 第一印象。 『でも、それは知っていたはず。なぜ敢えてそうしたのか・・・。』 聴き込むうちに、どうして惹きこまれる。 何なんだ、この吸引力は…
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『小さな村のクリスマス』 (24)  ~本番 (完)~

- 49 - ●読者のみなさま  つたない物語を最後までお読み下さり、本当にありがとうございました。当初はこんなに長い物語となることは予想だにしていなかったのですが、台本もない、脚色もないドラマが次々と起こり、こんなにも大作となってしまいました。  僕はこの物語を通じて、何を伝えたかったのでしょう。 …
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『小さな村のクリスマス』 (23)  ~本番 (序)~

- 45 -  クリスマス礼拝の日がやってきた。僕の体調は最悪だった。  僕は、前日に最後の復習をする予定でいた。キャスリーンさんは暗譜したという。ワルツの歌い方ができないのがもどかしいと、一人で最後の練習をするという。一方僕はといえば、楽譜は暗譜したものの、歌詞の暗譜が自信がない。そう僕は歌詞は苦手なのである。だから最…
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『小さな村のクリスマス』 (22)  ~シャルロット編~

- 44 -  シャルロットちゃん。僕はあなたとこの秋「主よ人の望みの喜びよ」を器楽演奏させてもらいましたね。あなたのソロのはずだったこの曲を、一緒にアンサンブルさせてとお願いして、無理やりさせてもらいましたね。どうもありがとう。  そしてこのクリスマスには、今度は歌で同じ曲を練習し、一緒の場を踏みました。あれが12月2…
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『小さな村のクリスマス』 (21)  ~キリ編~

もう既にお気づきだったかも知れませんが、 ”つづく”の文字に、リンクを貼りました。 これを辿りますと、ストレスなく、 読み通すことができます。 大きなお世話ってか? (o^<^)o クスッ - 40 -  土曜日の特別練習が終わった後、僕は感動しているだけじゃなかった。帰宅して録音をアップしたあと、あと一…
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『小さな村のクリスマス』 (20)  ~ヒラリー編~

- 38 -  土曜日の特別練習が終わった後、ヒラリーちゃんが僕にそっと話しかけた。  ヒラリーちゃん 「ドン・ホセさん、あのね。あのね。私ね。小さい頃だったけど、読んだ本にね。イエス様が十字架に掛けられたときに打たれたのは3本の釘だって書いてあったように思うの。」  ドン・ホセ 「(^_^;)」  ヒラリー…
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『小さな村のクリスマス』 (19)  ~エーリッヒ牧師編~

 おーい、クレド聖歌隊のみなさま、たった20分の練習で、ドラマ3つは勘弁してくださ~い。物語が追いつきましぇ~ん。もうよ~くわかりました。みなさんの素晴らしさが。だからもう・・・。 .・゜゜・(/。\)・゜゜・. - 36 -  12月16日(土) 19:30。いつものように、時間ぎりぎりに駆け込むドン・ホセで…
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『小さな村のクリスマス』 (18)  ~エヴァ編~

- 35 -  聖歌隊には、楽譜を読めないメンバーが3人いた。その3人目がエヴァさんだった。僕はそのことを、第三回目の練習:12月10日、礼拝後のほんの20分の練習のあと知ることとなった。彼女の話を聴いたから、3人になったという方が正しい。それが、この日三つ目のドラマである。  僕は、バッハを指揮するようになってまだ10…
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『小さな村のクリスマス』 (17)  ~トーマス受難編~

- 32 -  第三回目の練習は、礼拝の後のほんの20分だった。12月10日の日曜日。僕は、伴奏を録音したマルチ・トラック・レコーダーからトラック・ダウンもせずに、そのまま機材ごと教会の2階ギャラリーに持ち込んだ。そして、本番で使う録音を使っての練習を開始した。  ドン・ホセ 「今日は、本番で使う伴奏に合わせて歌…
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『小さな村のクリスマス』 (16)  ~ヘルマン編~

- 31 -  第三回目の練習は、礼拝の後のほんの20分だった。12月10日の日曜日。僕は、伴奏を録音したマルチ・トラック・レコーダーからトラック・ダウンもせずに、そのまま機材ごと教会の2階ギャラリーに持ち込んだ。そして、本番で使う録音を使っての練習を開始した。  その前に、この日から教会の音楽監督的な役割をされているヘ…
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