【スタジオ・パパリン メルマガ Vol.79 2021/3月号】



2014年11月から始まったスタジオ・パパリン・ショップのメルマガ。
ショップのお客様だけでなく、皆さまにもご紹介したいと思いましてこちらにも掲載致します。

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3月27、28日にリコーダー、オカリナ、ギターの生徒さん達と合宿をしました。その合宿レッスンでのお話を一つ。私たちが演奏している音楽は器楽と呼ばれる分野です。一方の声楽には歌詞(意味を持った言葉)がついています。また器楽曲の中にもヴィヴァルディの「四季」のように標題が付いているものがあります。こうした音楽は「どう演奏したらよいか」を考え易いのですが、手掛かりのない器楽曲(これを標題音楽に対して絶対音楽といいます)の場合は、一体どう演奏したら良いでしょうか。それを考えるのは非常に大切なことであり、また慣れてくると楽しい事でもあります。歌詞のような明確な「答」はありませんから、演奏する人の知識や経験そして感性が重要になります。

合宿レッスンの中で「私はこう考える」「私はこう感じる」を生徒さんに伝えましたが、それはあくまで私の主観です。そうでなければならないのではありません。私は少なくともルネサンス時代以降の曲を演奏するときは、「どう演奏する」とか「どこをどう演奏したい」という意思を持って演奏してほしいと思っています。

ある生徒さんのレッスンで、その「どう」は小節単位で変っていくこともあると説明しました。例として挙げたのが、秋田や山形の日本海沿いの地域の冬のことです。私は仕事で12~2月の冬の3ヶ月、山形県酒田市に滞在したことがあるのですが、この3ヶ月の間に何日太陽を見たことでしょう。数日はあったでしょうか、それ以下だったかも知れません。ですから嵐を含む荒天の中での日の光に対する喜びは信州で暮らす人とは比べ物になりません。全体を短調が支配する曲の中に登場するたった一小節の長調の響きを、特別に大切に感じて、思いを巡らせて、顔の表情も豊かに演奏して欲しいと思います。そうした音楽の表情の変化は私たちの日常とは全く異なって猛スピードで次から次へと変化します。(*^_^*)


スタジオ・パパリンでは距離をとり、プラズマ換気し、アルコール消毒をしながらレッスンしています。
SkypeやZoomを使ったインターネット経由のレッスンも随時受付けております。 (#^.^#)


スタジオ・パパリン Studio-Papalin
武藤哲也 (山の音楽家 Papalin)
http://studio-papalin.com/


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