◆IL DIVO◆ リリコス(ギリシャの竪琴に合わせてうたう歌) 2

スタジオ・パパリン [CD・楽譜]  [武藤哲也 リコーダー&オカリナ教室]

画像
Edward Jones (1752-1824) / Lyric Airs "Lyrikos"
URL : http://papalin.yas.mu/W708/#M201V27

  ◇公開日: 2015年11月19日
  ◇演奏時間: 1時間14分4秒(合計)
  ◇録音年月: 2015年11月
    上のアルファベットの曲目名をクリックして、
    Papalinの音楽室でお聴き下さい。




エドワード・ジョーンズによる東欧の民謡の曲集、
実は東欧だけではなく、アラブ、インド、中国、そしてまた、北欧の曲も登場しました。バルカン半島を中心とした音楽に、東の国の音楽や、北国の音楽が加わっているわけですが、ジョーンズにとっては、いずれも西欧音楽の体系とはことなるもの、という認識で統一されていたのかもしれません。ちなみに最近読んでいるバルカン半島の歴史本では、ポーランドやその周辺諸国、さらには北欧もよく登場します。

元がハープ奏者ということなので、ハープ特有のアルペジオ音型が出てくるのは想定内ですので良いとしますけれど、一連の曲を演奏してみて、あまり地域性を感じないのは、3和音を多用したアレンジにもあるのかも知れません。民族音楽では、ときに西欧の3和音は不自然に思えたり、邪魔に感じることさえあります。

Lyric Airs (1804) consisting of Specimens of Greek, Albanian, Walachian, Turkish, Arabian, Persian, Chinese, and Moorish National Songs and Melodies (being the first selection of the kind ever yet offered to the public:) to which are added, Basses for the Harp, or Piano-forte. Likewise are subjoined, a few explanatory notes on the figures and movements of the Modern Greek Dances; with a short dissertation on the Origin of the Ancient Greek Music. Most respectfully dedicated to Mrs. Musters by the editor, Edward Jones, Bard to his Royal Highness the Prince of Wales.


 

  27. ススディールと呼ばれる トルコのコンチェルト Andante
      A Turkish concerto, called Susudil - Andante
  28. ススディールと呼ばれる トルコのコンチェルト Milaseme
      A Turkish concerto, called Susudil - Milaseme
  29. ススディールと呼ばれる トルコのコンチェルト Jortachane
      A Turkish concerto, called Susudil - Jortachane
  30. ススディールと呼ばれる トルコのコンチェルト Sonchane
      A Turkish concerto, called Susudil - Sonchane
  31. ススディールと呼ばれる トルコのコンチェルト Ortachane
      A Turkish concerto, called Susudil - Ortachane
  32. ススディールと呼ばれる トルコのコンチェルト Orestisimo
      A Turkish concerto, called Susudil - Orestisimo
  33. トルコの行進曲
      A Turkish march
  34. ムーア人の踊り
      A Moorish dance
  35. ペルシャの歌
      A Persian air
  36. もう一つの東方の歌
      Another Eastern air
  37. インタビュー
      The interview (an Arabian song)
  38. スウェーデンの歌 1
      A Swedish song-tune
  39. スウェーデンの歌 2
      A Swedish song-tune
  40. スウェーデンの踊り
      A Swedish dance
  41. 神への祈り(中国人が女神に対して歌う歌)
      Chin chin Joss (a hymn, sung by the Chinese to their deity)
  42. 神への祈り(中国人が女神に対して歌う歌) 【和声版】
      Chin chin Joss (a hymn, sung by the Chinese to their deity)
  43. ヒンドゥスターン(インド)の歌
      Hindostanee song
  44. トルコの歌
      A Turkish air
  45. チタン・オ・ウ・ノ(ストリング・ダンス)
      Chitan o u no, or, the string dance


楽譜は、IMSLPからお借りしました。

使用楽器
   ソプラノ         モーレンハウエル   グラナディラ
   アルト          モーレンハウエル   オリーヴ
   テナー          全音            チェリー
   バス           ヤマハ          メイプル
   グレートバス      キュング         メイプル
   コントラバス       キュング         メイプル
   サブ・コントラバス   キュング         メイプル(+エフェクタ)



Papalinの多重録音で、お聴き下さい。m(_ _)m


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この記事へのコメント

2015年12月05日 17:26
面白かったです。
どれも聴きやすい曲でした。「ムーア人の踊り」は太鼓を入れたくなります。ちょうどそんな音も聴こえてきました。(指で押さえる時の音でしょうか?)
「神への祈り」はユニゾン風と和声アレンジでは全く印象が変わりますね。和声もきれいですが、祈りの気持になるのはやはりユニゾンの方です。
色んな国の歌が登場しますが、その国特有の音階を使っているわけではないのですね。
2015年12月06日 10:02
◆◆ 面白かったです。

keikoさん、ありがとうございます。

「ムーア人の踊り」のパコッパコッという音は、仰る通り、コントラバス・リコーダーのタンポ(パッド)の音です。なるべく音がしないように柔らかくキーを押さえようと心掛けているのですが、元気の良い曲だとつい、パコッとやってしまいます。
(^_^;)

「神への祈り」では、keikoさんが感じられたことと同じことを私も感じまして、曲名こそ書きませんでしたが、本文の後半で書きましたのは、まさにこの曲のことが強く印象に残っていたからです。そのときに思ったのは、西欧の人は、単旋律を聞いた時に、このように三和音を多用した音が頭の中で響くのかな? ということでした。私は、和音をつけるとしても、堅い5度や4度や8度にするだろうなと思いました。仰るように、3和音をつけると、祈りがやや薄っぺらいもののように聴こえるから不思議ですね。

その国特有の音階の民謡も多いと思いますが、これは18~19世紀のエドワード・ジョーンズさんが耳にした各国の音楽ということなので、代表的な曲かどうかは不明です。ヒンドゥスターンなんかも、低音や和音の音がない方が、それらしく聴こえそうですね。