◇IL DIVO◇ Papalinが選んだ 2014 ベスト20

Papalinが選んだ「2014年 ベスト20」です。

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明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願い申し上げます。

Papalinが選んだ、2014年演奏作品のベスト20をご紹介します。
リコーダー演奏の曲も歌も含めて選んだ結果が20作品でした。

さて、一体どういう基準でベストテンを挙げるかということですけれど、
様々なファクターがあります。文句なしに、演奏が良い!というのは
そんなにはありません。演奏の質があまりにも悪いものは選外です。
ということで、演奏した順に全20曲を紹介致します。


(1) モテット集 (アントン・ブルックナー)

え、こんなの演奏していたっけ?というほど遠い過去のような気がしますが、ちょうど一年前に取り組んでいたのですね。しかも取り組んだ動機が、2013年のベスト集のブログを書くに当たって気づいたのが「今年は歌が少なかった」ということで、その反省に基づいて選ばれたのがこの曲集でした。その昔、合唱を始めた頃に手に入れたCDに感化されて購入した楽譜を使っての演奏(再演奏)でした。リコーダー演奏と合唱と両方です。
http://grappa60.at.webry.info/201401/article_33.html
http://papalin.yas.mu/W270/#M041


(2) 女王メアリー2世のための葬送音楽 (ヘンリー・パーセル)

パーセルと全く同時代を生きた女王メアリーを、彼は尊敬し敬愛していたに違いありません。この曲を捧げた翌年に彼自身も他界します。再演は作曲者自らの葬儀の場でした。終曲として最初の行進曲が繰り返されるとき、私はパーセルの哀悼の意をひしひしと感じました。
http://grappa60.at.webry.info/201401/article_61.html
http://papalin.yas.mu/W189/#M860


(3) ボヘミアン・ラプソディ (クイーン)

ブログにも書きましたが、いつか歌ってみたいと思って暖めていた楽譜を使っての11重奏です。クイーンが活躍していた頃のロックって、ものすごくクリエイティブだし、ロックという、ともすると軽視されがちなジャンルを超越している音楽だったように思います。このボヘミアン・ラプソディはその代表のような曲でした。ただ単に懐かしんでノスタルジックに演奏したのではなく、敬意を持っての演奏です。
http://grappa60.at.webry.info/201402/article_15.html
http://papalin.yas.mu/W209/#M040


(4) 子供のために 第2巻 (ベーラ・バルトーク)

ピアノのために書かれた作品ですが、リコーダーですと2重奏から5重奏で演奏できました。まずはそうしたリコーダーとの親和性という意味でも一目に価する作品集です。そして思うのが、ピアノ曲集における「子供のため」という言葉は、テクニック的なエチュードを意味するのではないこと、そして”大人のため”でもあることを感じました。それはバルトークに限らないということも。お気に入りの素晴らしい曲集です。
http://grappa60.at.webry.info/201402/article_30.html
http://papalin.yas.mu/W266/#M002


(5) 五線譜でたどる音楽の歴史 (オットー・ハンブルク編)

このシリーズはタイトルにありますように、譜例と解説に基づく著書に掲載された曲を演奏したものです。古代ギリシャの作品から始まって、バロックの中頃で演奏が中断していますが、この手の本が大好きな私としては、知らない曲や、音楽的に価値のある作品と出会えるのが何よりの楽しみでした。今年は残りの作品にも取り組みたいと考えています。
http://grappa60.at.webry.info/201403/article_18.html
http://papalin.yas.mu/W711/


(6) 「軍師官兵衛」メイン・テーマ (NHK大河ドラマ)

NHK大河ドラマはそれなりに注目してきましたが、最近ではその音楽にも耳を奪われます。オープニングに映し出される映像には不満もあったりしましたが、演奏できうる曲ならば、これからも取り組んでいきたいと思っています。この「軍師官兵衛」のメイン・テーマは「江」のそれと構成が似ていて、盛り上がりのある曲になっていますね。好きな曲の一つとなりました。さて2015年の大河ドラマとその楽曲はどうでしょうね。
http://grappa60.at.webry.info/201404/article_3.html
http://papalin.yas.mu/W269/#M023


(7) カプリッチョ 「最愛の兄の旅立ちにあたって」 (ヨハン・セバスチャン・バッハ)

知人のクラヴィコード演奏会で知った曲です。演奏を聴きながら、リコーダーで演奏してみたいと即座に思った曲でした。バッハとしては珍しいのでしょうか、バッハが19歳の頃に作られたお兄さんとの別れを題材とした標題音楽です。
http://grappa60.at.webry.info/201404/article_31.html
http://papalin.yas.mu/W226/#M992



(8) 5声のマドリガーレ集 第4巻 (クラウディオ・モンテヴェルディ)

何かにはまると、曲集ごと演奏してしまう私の特性は皆さんよくご存知だと思いますが、2014年にはまった音楽家の一人としてこのモンテヴェルディを挙げることができます。彼はバロック・オペラの創出者、そして何よりバロック音楽の創出者の一人として有名ですが、生涯に渡ってマドリガーレにこだわり、作曲し続け出版し続けた人でもありました。ここで取り上げた第4巻あたりからは、新しい書式に基づく作品と変わっていきます。多種多様な音楽を耳にすることのできる現代に生きる私たちにとっては、「え、どこが新しいの?」と思われるかも知れませんが、たしかにルネサンス音楽の時代には使われなかったコード進行やフレーズの流れ、移る調の意外さなど、新しさを知ることが出来ました。そしてその書法自体を創出したのが彼自身というのも、音楽史上に名を残す重要なことでした。無伴奏合唱曲としてだけでなく、器楽も入っていく後半のマドリガーレ曲集にも今年はチャレンジします。
http://grappa60.at.webry.info/201406/article_10.html
http://papalin.yas.mu/W252/#M006



(9) 『初心者のオカリナ基礎教本』から 「ホール・ニュー・ワールド」 (アラン・メンケン)

このブログの冒頭に「演奏の質があまりにも悪いものは選外です。」なんて書きながら、まさにそのものといった演奏作品をあえて挙げました。理由は、2014年に縁あってオカリナという楽に取り組むこととなったからです。それだけの理由で何か曲を選ぼうとしました。お借りした楽器でのかろうじて視聴に堪え得るのがこの曲でしょうか。
http://grappa60.at.webry.info/201407/article_5.html
http://papalin.yas.mu/W710/#M504



(10) 涙のパヴァーヌ、ガリアルド、アルマンド集 (ジョン・ダウランド)

2014年には、ショット社から出版されたリコーダー・アンサンブルのためのピースの演奏にも取り組みました。ロンドンのショット社が、リコーダー・アンサンブルの普及を促進するために苦心していた跡が伺える曲集です。その中から、ご当所イギリスの偉大な作曲家ダウランドの作品を取り上げました。リコーダーで演奏しても全く違和感を感じないのは、この時代の音楽の特徴の一つでしょうね。たくさんの「涙のパヴァーヌ」が登場します。
http://grappa60.at.webry.info/201407/article_8.html
http://papalin.yas.mu/W274/#M019



(11) 『耳をすませば』 (サントラ、イメージアルバムより)

ブログに書いた「あまさわせいじと、つきしましずく。好きだったなぁ、このアニメ映画。 曲の方は、あまりと言うか、ほとんど覚えていませんでした。」というのは本当です。いまこうして演奏して聴いてみますと、やっぱりその通りです。当たり前か。曲は野見祐二さんという作曲家が書かれていますが、何曲かを演奏してみますと、作曲家の特徴が何となくつかめました。数小節単位の転調がお好きなようです。
http://grappa60.at.webry.info/201409/article_7.html
http://papalin.yas.mu/W264/#M006



(12) 『もののけ姫』 (サントラ、イメージアルバムより)

個人的な感想なので、読み流して戴きたいのですが、スタジオ・ジブリのアニメ映画作品の音楽では圧倒的に久石譲さんが書き下ろされた作品が使われますが、それぞれの音楽を聴いていますと、久石さんの力の入れ具合が、個々の映画で微妙に異なるように感じています。そうした中で、この「もののけ姫」の音楽はかなり力を入れて作られたのではないかと感じています。
http://grappa60.at.webry.info/201409/article_10.html
http://papalin.yas.mu/W264/#M007



(13) 『月刊ピアノ』 ミカ先生の ハノンさん、ゴメンね! シリーズ

『月刊ピアノ』には2014も大変お世話になりました。この月刊誌も、知らない曲に出会えるという私取っては受動的なメリットがあって、演奏を続けています。毎月20曲近い曲の楽譜が掲載されますので、追いかけるのは結構大変です。さてそんな中で、こうしたマニアックなシリーズがありますとウキウキします。ハノン(ピアノの運指の練習曲)が好きだという人はそうはいないでしょう。そうした嫌われ者の作品を、こうして楽しんでしまうというコンセプトに動かされます。あとで登場しますが、冗談音楽さんのバースデー・シリーズが好みであることにも通じます。http://grappa60.at.webry.info/201410/article_40.html
http://papalin.yas.mu/W268/#M001



(14) 『月刊ピアノ』 ひとりで? みんなで! たのしく連弾 シリーズより 「ワン」

さてそんな『月刊ピアノ』に掲載された楽譜の演奏から、全く個人的に好きな曲だということだけで選んでみました。この雑誌からの演奏曲としては、タイムリーな朝ドラのテーマ曲や「アナと雪の女王」などもありましたが、そういうわけで、好きな曲なのです。しつこいですね。9重奏でした。
http://grappa60.at.webry.info/201410/article_57.html
http://papalin.yas.mu/W268/#M007V11



(15) 「どうして嘘をついたの?」ほか (レアンドロ・デ・オリヴェイラ)

ふとしたきっかけで、1977年生まれのブラジルの作曲家の作品と出会いました。心の中に入り込んでくる曲なんですよね。不思議と。手に入る楽譜は全て演奏してみました。「どうして…」以外の曲も魅力的です。
http://grappa60.at.webry.info/201410/article_72.html
http://papalin.yas.mu/W263/#M011



(16) 交響曲第4番 ヘ短調 (ピョートル・チャイコフスキー)

いつか演奏してみたいと思っていた曲でした。特にリコーダーでの第1楽章冒頭のユニゾンの難易度は相当なものです。非常に大切な冒頭部なのに、私の演奏は全くダメです。また前言撤回しなくてはいけません。
http://grappa60.at.webry.info/201411/article_11.html
http://papalin.yas.mu/W219/#M700



(17) Happy Birthday シリーズ (冗談音楽)

文句なしに、こういうの大好きです! 年末に演奏できなかった一曲をこっそり足しておきました。(^_^;)
http://grappa60.at.webry.info/201410/article_66.html
http://papalin.yas.mu/W706/#M001



(18) オランダの農民の歌とダンス (ヴィクター・イケホウト編曲)

自らもリコーダー演奏を愛し、リコーダー・アンサンブルのための楽譜を提供して下さっているイケホウトさんですが、オランダの歴史的な旋律楽譜に基づくカルテット用アレンジに今まさに取り組んでいらっしゃいます。彼のアレンジで面白いのは、演奏しながら「お、そう来るか!」という発見と出会いですね。そして驚くのが彼のアレンジのペースの早さです。あるとき、どうしてそんなに早く編曲できるのか訊いてみました。何とその答えは「数独にはまるのと同じだよ。」でした。私も、どうしてそんなに早く演奏できるのか訊かれることがあります。私も数独はたまにしますので、参考にしたいと思いました。(^_^;)
http://grappa60.at.webry.info/201410/article_65.html
http://papalin.yas.mu/W261/#M100



(19) 子供のために 第1巻 (ベーラ・バルトーク)

第2巻に続いて(少し時間は開きましたけれど)、第1巻の作品の演奏です。あえてこちらの第1巻の方を後から演奏したのですが、第2巻のスロヴァキア民謡に基づく作品集よりも、こちらのハンガリー民謡に基づく作品集の方が土着のイメージが強く感じられました。もちろん良い意味で。
http://grappa60.at.webry.info/201411/article_27.html
http://papalin.yas.mu/W266/#M001



(20) 単旋律聖歌(84~92番)ほか (讃美歌第二編 1967年版)

2014年には、これも念願の一つだった讃美歌集への着手をしました。第二編を選んで演奏に取り組んでいますが、その中のカテゴリーとして「単旋律聖歌」がありました。それらはグレゴリオ聖歌であろうということは想像つきましたが、まさかオルガン伴奏譜つきとは思いもせず、これまた出会いを嬉しく思いました。ほかにもよく知っている外国曲が讃美歌となっていることも知りました。年越しプロジェクトになってしまいましたが、第二編の259曲は2015年には完成させたいと思っています。
http://grappa60.at.webry.info/201412/article_10.html
http://papalin.yas.mu/W308/#M003



2014年、本当にありがとうございました。
2015年も、宜しくお願い申し上げます。 


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この記事へのコメント

ミール
2015年01月04日 10:18
オランダの農民の歌とダンス と冗談音楽がとても印象的でした。 (01月03日)
Papalin
2015年01月04日 10:19
◆◆ オランダの農民の歌とダンスと冗談音楽がとても…

ミールさん、ありがとうございます。両方とも、自ら探し求めて得た音楽ではなく、出会いのたまものでしたけれど、そういうことが起きることが人生の楽しみでもありますね。ちょっと大袈裟か。(^_^;) (40秒前)