◆IL DIVO◆ 6: 『楽譜の歴史』 古代と中世の楽譜 【4線ネウマ譜】

≪毎日がコンサート本番!≫

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Music Gallery 1.Music Score in ancient times and the Middle Ages - 6.Four lines staff neumes
URL : http://papalin.yas.mu/W708/#M106

 
  ◇公開日: 2013年10月05日
  ◇演奏時間: 15秒
  ◇録音年月: 2013年10月
    上のアルファベットの曲目名をクリックして、
    Papalinの音楽室でお聴き下さい。




譜線つきネウマ譜の主流となった4線ネウマ譜の登場です。


【11.ミサ応唱の旋律】

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四角形ネウマが一般的になった後も、ドイツだけは鋲釘のような独特のゴチック・タイプのネウマを使用していました。これは14世紀に筆写されたもので、細密画が非常に美しく描かれています。ミサにおける司祭と聖歌隊との応唱のための旋律を記譜しています(皆川達夫所蔵)。

なぜ4線が主流となったのか、それは一つ前のブログで書いた私の推論も当たらずしも遠からじだと思っています。譜線ネウマについて、もう一つ評価したいのが、線上だけに音符を配置するのではなく、線と線の間にも音、それも一音だけを置いたことです。2つ前のブログに載せた色つきの2線ネウマ譜では、線と線の間に2つないし3つの音を書きました。これでも十分音を限定することはできるのですが、ちょっと上に寄ったり下に寄ったりすると疑問が生じてしまいます。そうした欠点(短所)を克服して、線と線の間には1音しか置かないというシステムにしたことも工夫であり、進歩ですね。

ドイツのこの鋲釘のような形をしたネウマ譜、音高はわかるのですが、2音や3音のつながりを示す独自の記号のルールを頭に入れませんと、そのまま演奏することはできません。もっともそれはゴチック・タイプのネウマに限ったことではありませんけれど。私はそれらを習得する努力を怠りましたので、解読譜として現代の五線で示されたたったの12音しか演奏していません。申し訳ないです。

写真をよく見ますと、小節線のような縦線が書き込まれています。もちろん当時は小節という概念はまだありませんので、これはフレーズや言葉の区切りを表しています。きっとそのタイミングで溜めたり、ブレスをしたことでしょう。それから、譜線や区切りの縦線は赤い色で示されています。これも何でもないように思われがちですが、線と音符の位置関係を瞬時に把握する上では役立っていると思います。



楽譜は、音楽之友社のISBN4-276-38008-1 C0073を使用しました。



Papalinの歌で、お聴き下さい。m(_ _)m



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