◆IL DIVO◆ アルス・ノヴァ フィリップ・ド・ヴィトリ作品

≪毎日がコンサートの本番です≫

画像
Philippe de Vitry (1291-1361) / Motet Isorhythm
URL : http://papalin.yas.mu/W017/

 
  ◇公開日: 2012年11月13日
  ◇演奏時間: 9分24秒
  ◇録音年月: 2012年11月
    上のアルファベットの曲目名をクリックして、
    Papalinの音楽室でお聴き下さい。(視聴・試聴)




やっと、アルス・ノヴァに到達しました。長い道草でした。(^_^;)

アルス・ノヴァは、簡単に言うなら、ある意味で破綻を来たしていたそれまでの音楽(特に記譜法と言っても良いでしょうか)を改革する人々の音楽を指します。意味は「新しい音楽(技法)」です。それまでの音楽をアルス・アンティクヮ(古い時代の技法を使った音楽)と呼ぶのは、"新しい"という名前が新たに付けられて、それと対比するために後から付けられたものです。

そうした歴史的背景は別として、私はこのアルス・ノヴァを代表する作曲家である、マショーの音楽を演奏して、雷に打たれたような激しい衝撃を受けました。「何、この音の運びは?」 「何、この和音は?」 それ以来、マショーは私の中では特別な存在です。中世音楽を代表する人を一人挙げよと言われたら、マショーと答えていたことでしょう。しかし、そのマショーの地位を揺るがす音楽家に出会ってしまいました。それがこのヴィトリです。

実は何のことはなく、ヴィトリはアルス・ノヴァの創設者と言われています。新しい音楽技法の本を書いたのも彼でした。マショーは彼の弟子です。優れた弟子が有名になることはままありますが、このたった1曲の音楽を演奏しただけで(注:12月15日に2曲追加しました)、ヴィトリがすでにマショーの音を作っていたことを知ることができます。



楽譜は、こちらから借用致しました。



使用楽器 (A=440Hz)

   アルト        メック             オリーヴ
   テナー       全音              チェリー
   バス         ヤマハ            メイプル
   グレートバス    キュング           メイプル




Papalinの多重録音で、お聴き下さい。m(_ _)m



"""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""



Papalinの一風変わった人生を応援して下さる方、
この写真(↓)をポチッと押して下さると嬉しいです。 m(__)m

にほんブログ村 音楽ブログ 楽器・音楽機材へ
にほんブログ村
 

この記事へのコメント

ichi
2012年11月22日 20:26
言われてみると、確かに似た響きをもっています。そのうちに別の曲も聴いてみたいですね。とても得をした気分になりました・・・お値段以上ヴィトリ・・・ということで
Papalin
2012年11月23日 05:43
◆◆ 確かに似た響きをもっています。

ichiさん、ありがとうございます。
ここまで音楽が似ていて、しかもその音楽は新しい音楽であって、師匠と弟子という関係が、より強いものであったことが伺えますね。

> お値段以上ヴィトリ・・・

はいはい、座布団を一枚差し上げます。(^_^;)