◆IL DIVO◆ クープラン / ティク・トク・ショク ★6000曲記念★
≪毎日がコンサートの本番です≫

François Couperin ((1668-1733) / Le Tic-Toc-Choc ou les Maillotins
URL : http://papalin.yas.mu/W707/M005/#M005V60
◇公開日: 2012年5月26日
◇演奏時間: 5分
◇録音年月: 2012年5月 (51歳)
上のアルファベットの曲目名を
クリックして、Papalinの音楽サイト
からお聴き下さい。(視聴?・試聴?)
久しぶりのチェンバロ(スピネット)登場です。
その昔、高校生の頃だったでしょうか、ソプラニーノ
リコーダーとチェンバロの2重奏で聴いたことが
ありました。元々の曲はクラブサン曲集 第3巻の
第18番の6という、チェンバロ(クラブサン)のための
曲です。
楽譜を見つけましたら、右手で演奏するところをリコーダーで演奏していたのですね。音域を見ますとソプラノ・リコーダーです。私が耳にした演奏は、ソプラニーノ・リコーダーで演奏するために、移調したものだったと思われます。ティク・トク・ショクという変わったタイトルの意味は知りませんが、正確な(?)タイトルは、「ティク・トク・ショク、またはオリーブしぼり機」だそうです。益々もって何のことやら、わかりません。
さて、その不思議な曲を演奏するにあたって、数本あるソプラノ・リコーダーの中から選んだのは、モーレンハウエルのキンゼカーでした。理由は暖かな音色で、かつ豊かな低音が欲しかったからです。
チェンバロを調律しようと、チューナーを持ち出しました。リコーダーのピッチを測定すると、な・な・なんと、A=435Hzくらい! なるほど、これでは他のモダンピッチのバロック・モデルと合わせるのがシンドイわけですな。どの道チェンバロは演奏録音するたびに調律しないといけませんので、今回は、A=435Hzのキルンベルガーで調律しました。
演奏についでですが、こんなにゆったりとしたテンポで、しかも鍵盤を弾く方ならかなり易しいと思われる楽譜であるにも関わらず、たった2声のチェンバロの左手パートを多重録音しました。(。_゜)〃ドテ!
リコーダーの方は息が余ったり足りなくなったりで、空気をうまく処理できません。
こまめに息を吸うのが苦手です。これ私の強烈な弱点なのです。(^_^;)
そうでした、6000曲を越えたようです。
( ̄ー ̄)ニヤリ ( ̄ ̄ー ̄ ̄)ニヤリ ( ̄ ̄ ̄ー ̄ ̄ ̄)ニヤリ
楽譜は、IMSLPから借用しました。
Papalinの多重録音で、お聴き下さい。m(_ _)m
使用楽器 (A=435Hz)
ソプラノ・リコーダー モーレンハウエル キンゼカー
クラブサン(チェンバロ) 東海楽器 スピネット
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この記事へのコメント
諏訪市博物館も粋な企画をしますねー♪聴きに行けないのが残念です(;_;)。
P-san、ありがとうございます。
前人未踏の記録を破られないためには、記録を伸ばすことでしょうか。別に曲数を増やすために演奏しているのではなく、リコーダーが好きで、リコーダー・アンサンブルの可能性をまだまだ追求したくて、そんな気持ちでいます。1万曲なんて書きましたが、それは目標ではなく、結果であればいいなと思っています。1万曲になったら、1万1曲目に何を演奏しようか、普通に考えていることでしょう。それまで元気でいなくてはなりませんね。(^-^ )
私の企画を博物館にお話しましたら、とても喜んで下さいました。でも、コンサートのお話を伺ったのはほんの2週間前なんですよ。これからの練習が大変そうです・・・って、他人事みたいですね。