◆IL DIVO◆ ホルボーン / パヴァン,ガリアード,アルメーン,エア集 (55-57)

≪毎日がコンサートの本番です≫

画像
Anthony Holborne (1545-1602) / Pavans, Galliards, Almains and other Short Aeirs, both grave and light, in five parts, for Viols, Violins or other Musicall Winde Instruments (1599)
URL : http://papalin.yas.mu/W072/#M001V55

  ◇公開日: 2012年4月17日
  ◇演奏時間: 6分44秒
  ◇録音年月: 2012年4月 (51歳)
   上のアルファベットの曲目名を
    クリックして、Papalinの音楽サイト
    からお聴き下さい。(視聴?・試聴?)



さて、パヴァンとガリアードの組曲が終了し、ここからは、アルマンドのシリーズが始まります。
1曲目はお待ちかねの「夜警」(The Night Watch)です。

アルマンド(アルメイン)は16世紀にフランスで栄えたドイツ風の踊りで、スペインのサラバンドほどではないものの、フランスのクーラントよりはゆったりとしたリズムの曲で、足を引きずりながら踊るダンス・・・という認識があります。パヴァンよりも若干速め、中庸なテンポの曲・・・と言ったらいいでしょうか。

しかし、この「夜警」という曲の楽譜を見ますと、パヴァンよりも若干速めどころか、軽快なテンポで演奏したくなるような音運びでした。さてどうしたものか。

そこで、2バージョン演奏することに決めました。最初はゆったりと、次は軽快に。ついでに楽器も替えて。
その結果、パヴァンとガリアードの組曲のような構成となりました。面白いですね。

あなたは、どちらの「夜警」がお好きですか? (^-^ )



最後のシリーズになるので、やっぱりルネサンス・リコーダーを使うべきかと思って、モーレンハウエルのキンゼカーのコンソート用楽器(440Hz)を使ってみましたが、如何せんアルト・リコーダーの荒れ狂う音程をなだめすかして演奏することができません。ダブル・ホールが一切ない楽器で音程を調節しながら演奏する技術は、今の私にはありません。C管のソプラノとテナーの楽器は比較的音程バランスが良いのですが、F管のアルトとバスは、かなり粗雑な感じがします。バスは直接押さえるための指の穴の間隔の制限があるから仕方ないものの、このむちゃくちゃなアルト・リコーダーは、どうにかなりませんかね。ところどころで和音にならずに酷い音がしています。ごめんなさい。

ということで、今回の演奏は3曲で中断しました。58番以降は楽器を替えて演奏します。



楽譜は、ドルメッチ(リンク先は重たいページです)から借用しました。



Papalinの多重録音で、お聴き下さい。m(_ _)m



使用楽器 (440Hz)

   ソプラノ       モーレンハウエル  メイプル(キンゼカー・モデル)
   アルト       モーレンハウエル  メイプル(キンゼカー・モデル)
   テナー       モーレンハウエル  メイプル(キンゼカー・モデル)
   バス        ヤマハ         メイプル
   グレートバス   キュング        メイプル
   コントラバス    キュング        メイプル



曲目

   55. The Night Watch [Almaine]
   56. Almaine
   57. Almaine




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この記事へのコメント

アルト笛
2012年04月18日 08:33
パヴァンとガリアードの組曲のような構成…ほんとにそうですね(#^.^#)
こんなふうに雰囲気が変わるなんて、面白いです!
私は後半の軽快な感じなのに慣れていましたけど、前半のゆったりのもまた牧歌的~
ところで夜警って、夜間警備にあたる人のことですよね?(ちがうのかしら^_^;)
私は前からこのタイトルと曲の楽しげな感じに微妙にずれを感じていたのですが、昔の人の感覚では勇ましい表現だったのかもしれませんね。
P-san
2012年04月18日 11:41
アルト笛さんのおっしゃる夜警と曲のイメージ、私は昔から酔っ払った夜警の皆さんの集団…と勝手に脳内変換していました(^^;)。
Papalin
2012年04月19日 05:22
◆◆ こんなふうに雰囲気が変わるなんて・・・

アルト笛さん、ありがとうございます。
そうですね、テンポ感というのがあって、テンポが変わると曲想のつけ方も変わってくるという例にもなりました。楽譜を見たときに感じたことは「え~、これゆったりしたアルマンドなの?」でした。軽快に演奏したいですよね。

夜警・・・ですが、ホルボーンの時代のことを考えますと、もちろん夜間の宮廷を護る衛兵もいたと思うのですが、旧約聖書に登場する夜警を題材にしているのかも知れません。あくまで想像ですが・・・。

今回演奏した65曲の中には、夜警のようにタイトルのついた曲がかなりありましたが、タイトルからストレートに想像する曲とは感じが異なるものが多かったように感じています。
 
Papalin
2012年04月19日 05:25
◆◆ 酔っ払った夜警の皆さんの集団・・・

P-san、ありがとうございます。
酔っ払った夜警の皆さんの集団というのは、面白いですね。確かに危機を連想させるような切羽詰った感じの曲ではなくて、非常に和やかで平和な感じのする曲です。P-sanは、ちゃんと千鳥足っぽく演奏されましたか?
(o^<^)o クスッ
 
ミール
2012年04月19日 05:26
あっというまに終わりそうですね スピードもですが、あれこれ豊富なアイデアで楽しませていただきました。53番は「遺言」ってタイトルでしたっけ?つい音を大きくして聴きいってしまいました。テナーの響きが素敵!太鼓が欲しくなりました。(22時間前)
ミール
2012年04月19日 05:27
夜警のコントラストが明確で優雅なAlmaineでした。とても参考になります。なるほど・・・・あのリズムはつい強調しすぎてしまうんですよね(勝手なつぶやき(22時間前)
P-san
2012年04月19日 05:27
夜警は個人的には軽快なテンポがだんぜん好きですが、こうして二つのテンポを並べて聴くと「一粒で二度美味しい」お得感が(^o^)♪ いよいよ終盤ですが、ホルボーンっていろいろな可能性を秘めているなあとあらためて感じました。(20時間前)
Papalin
2012年04月19日 05:27
◆◆ ミールさん、あっという間に終わりました! って、そんなわけないじゃん。演奏時間で2時間もかかりましたよ〜。これって、マーラーの交響曲より長くない? 53番は「遺言」ですね。太鼓はタオルでミューとして、葬列のイメージを出しました。(^-^ )(9時間前)
Papalin
2012年04月19日 05:28
◆◆ ミールさん、夜警は噂の曲でしたので、演奏する前から構えてしまいました。(^_^;) 結局2パターン演奏することで、スタイルを一つに決める手間が省けました。どちらもそれなりですよね。楽譜を見ると、軽快に演奏したくなります。(^-^ )(9時間前)
Papalin
2012年04月19日 05:28
◆◆ P-sanさん、夜警は迷いました。私の場合、楽譜と知識から得られるものが全てなので、アルマンドという言葉から来る印象と楽譜から得られた印象とが喧嘩して、大変でした。(^_^;) ホルボーン、こんなに多作だったのですね。全く知りませんでした。(9時間前)