◇IL DIVO◇ 2011 笛 ベスト20 (前半)

Papalinが選んだ「2011年 笛のベストテン」をご紹介します。


何はともあれ、2011年、Papalinの音楽をお聴き下さった方に、心から感謝致します。
本当にありがとうございました。m(_ _)m

恒例になりました、この一年間の演奏作品で、Papalinが選んだ"笛のベスト作品"を発表します。
ちなみに、2010年のベスト作品は、こんな内容でした。一年、早いものですね。

今年は、IL DIVO Papalinのサイトの更新履歴を辿って、印象に残った作品"をピックアップしてみました。結果として、20組(20曲ではないのですが・・・)をピックアップしました。20というのは、たまたまですけれど、昨年と同じでした。とても10には収められない・・・ということでもあります。



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それでは、演奏順に20組を紹介していきましょう。



(1) 栗コーダーカルテットの作品  《1月》

2011年は、栗コーダーで始まって栗コーダーで閉じるというのも、全くの偶然ではありますが奇遇でした。彼らの演奏を私は聴いたことがないのですが、リコーダーの楽譜売り場では、その奇抜な楽譜がいつも目立っていまして、やや消極的な理由から1冊買い、次いで2冊目も買い、とうとう3冊目も・・・というハメになってしまいました。収められている作品は、どれも魅力的なものばかりです。だから3冊とも購入したということですね。

以下まったく同じなのですが、沢山の曲の中から1曲だけ選ぶのは非常に困難ですが、無理して選びます。

1曲選んだのは「マヨネーズ第3番」にしましょう。栗コーダーカルテットでないと、こういう曲はないだろうというオリジナリティが印象的でした。




(2) ショスタコーヴィチの作品  《2月》

天才モーツァルトと並び賞されるのがショスタコーヴィチです。でも、ショスタコーヴィチの作品をリコーダー・アンサンブルで演奏できるとは思ってもみませんでした。武満徹もそうでしたが、ショスタコーヴィチの作品の中には、こんなに可愛らしい曲もあったのですね。アレンジしてくださった、らぶしゅーべるとさんに感謝です。

1曲選んだのは、「おどけたワルツ」です。可愛らしくて、リコーダー向きでしょ?




(3) ビゼー / 組曲「カルメン」(西岡奈津子 編曲)  《3月》

大好きなオペラから、何曲かを抜粋してピアノ独奏用にアレンジされた、西岡奈津子さん。この曲の魅力を余すところなく引き出して下さった編曲だと思います。

1曲選んだのは、「セギディーリャ」です。カルメンが歌うこの曲が好き・・・ということもありますが、和音の変化とメロディの絡みがなんともいえません。




(4) 現代に生きる、海外の作曲家の作品たち  《3月》

2011年は国内外を問わず、いま私と同じ世界に生きている現代の作曲家の作品に積極的に取り組みました。これらの中から絞り込むことなどできませんので、漏らさず挙げたいと思います。

  a) ブラッド / リコーダー・オーケストラのための 組曲 第1番 前奏曲  《3月》
      こういう重厚な編成の作品、実は大好きです。

  b) キンバリング / リコーダーのためのトリオから 91. Pristine  《5月》
      作曲者とは懇意にさせて戴きました。こうした繋がりが何より嬉しかったりします。

  c) ゴメス / リコーダー二重奏曲から 空想6(Fancy 6)  《8月》
      既存曲をアレンジされた楽譜も含めて、非常にお世話になりました。

  d) イケホウト / 宮廷組曲から 7. コックのエスタンピ  《9月》
      私が演奏し、イケホウトさんがまめに感想を聴かせて下さいました。嬉しいです。

  e) ビア / 川の石  《9月》
      トポロジー的な作品の数々でした。

  f) グレイソン / リコーダー四重奏曲 第1番(2008)  1. Andante  《9月》
      ヴォーン・ウィリアムズの作品に刺激を受けたという傑作です。懇意にさせて戴いてます。

  g) イルゼン / 2本のブロックフレーテのためのソナチネ Op.127-3 変奏曲(カッコウとロバ)  《10月》
      素朴な作品なのですが、愛着を持てる曲たちでした。

  h) ヘイズリック / ハープシコードのための色彩組曲 (1964) 5. 橙(Orange)  《10月》
      リコーダーのための曲よりも、色と音楽を融合させたこの作品が面白かったです。




(5) ヴィヴァルディ / 四季 (中島久恵 編曲)  《3月》

ジャズ風アレンジの作品にも興味をもた年でした。この中島久恵さんの四季は、バッハの無伴奏チェロ組曲よりもインパクトがありました。演奏は至難の技で、インチキ(つぎはぎ)だらけです。(^_^;)

1曲選んだのは、やっぱり「春」でしょう。伴奏のリズムが何とも言えず、快感でした!




(6) グリーグのピアノ作品  《4月》

ペールギュントしか知らなかった北欧の作曲家に、どうしてこんなにも執心してしまったのか、それは彼の音楽が非常に魅力的で、他にも知りたいという欲望があったからでしょう。

ペールギュントもホルベアもお気に入りですが、実はこんな作品が大好きです。
1曲選んだのは、「詩的な音の絵 Op.3」の第5番です。




(7) レオンハルト / オルガン・リサイタル 2011.5.29 明治学院チャペル  《6月》

80歳を過ぎた、尊敬するグルタフ・レオンハルトの来日公演のプログラムを全曲演奏してしまおうという企画でした。こうした新しい企画の先駆けとなったシリーズでもありました。オルガンとリコーダーの親和性を感じた企画でもありました。

1曲選んだのは、演奏する恐さが楽しさに変わったトッカータ・・・ラインケンの作品です。




(8) アラウホ / ティエント集  《6月》

アラウホのティエント・・・好みの曲集が充実しました。リコーダー・アンサンブルようにアレンジされているエオリアンさんには本当に感謝するばかりです。

1曲選んだのは、軽快なティエントの第1番です。トッカータ風でもありますね。




(9) NHKテーマ名曲大全集  《7月》

ピアノ独奏用の楽譜ですが、これは面白い作品が沢山載っていそうです。まだ4分の1くらいしか演奏できていませんが、これからも楽しみにとってあります。今年の大河ドラマ「江」も、朝の連続テレビ小説「おひさま」のテーマ曲もいい曲でした。

1曲選んだのは、昨年の大河ドラマ「龍馬伝」から「想望」です。この曲で低音の魅力にとりつかれました。




(10) 斎藤恒芳の作品  《8月》

彼のリコーダー作品は、ひょっとしたら息抜きに楽しみとして創作されているのではないかと思うほどです。どこにも余分な力は入っていないし、音が進みたい方向へ自然と流れていくような感じがします。是非、楽譜を出版して戴きたいものです。こくした秘蔵作品の楽譜を送って下さった吉澤実先生にも感謝しております。

1曲選んだのは、「優雅に叱責する自転車」です。絵本の絵や情景が目に浮かびます。






すみません。疲れてしまいましたので、今日(今年)はここまでにさせて下さい。
残りの10作品と、歌のベスト10は、来年に持ち越しです。(^_^;)


2012年、人類が自然に暮らせる年になりますように。
みなさま、良い年をお迎え下さい。



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