◆IL DIVO◆ キンバリング / リコーダーのためのトリオ集 (2/4)

≪生演奏を公開しています≫

画像
Clark Kimberling (1942- ) / Trios for Recorders (part2)
URL : http://papalin.yas.mu/W234/#M002

  ◇公開日: 2011年5月25日
  ◇演奏時間: 35分28秒
  ◆録音日: 2011年5月 (50歳)
   上のアルファベットの曲目名を
    クリックして、Papalinの音楽サイト
    からお聴き下さい。(視聴?・試聴?)



IMSLPに、つい最近登録された
リコーダー・アンサンブル用の曲集を
とりあえず27曲演奏してみました。

全部で117曲が公開されています。殆どが2008年から10年にかけて作曲されたようです。数学者らしく、アルファベット順に綺麗に並んでいます。ですので、前後の曲を意識する組曲とは異なると思います。まさに"トリオ集"ですね。

27曲演奏したのは、やり始めちゃったからではありません。面白くて楽しい曲が次から次へと登場するので、次が楽しみなのです。各国の伝統的なメロディを使って編曲された曲、キッバリングさんのオリジナル曲、それも中世風あり、東洋風あり、中近東風あり。トリオという制約をつけて、楽しんで作曲している・・・という感じがします。

キンバリングさんの曲(楽譜)を見て思ったのは、彼は作曲者としては非常に柔軟な方だということです。例えば、トリオなので楽譜は3声部あるのですが、リコーダー三重奏でもよし、フルート三重奏でもよし・・・とあります。更に、リコーダー・アンサンブルで演奏する場合、楽器編成はどうするのかと言いますと、例えば3曲目の"Fanfare 3"では、こんな風に書かれていました。

  "TTB or SAB or STB or SSB"

演奏者に4つの選択肢を与えているのですね。更にテンポも非常に柔軟です。殆どの曲には、数字でテンポが示されているのですが、中にはこんなのもありました。

  "Slow, medium, or fast, or start slow and accelerate."

こんな作曲家、見たことがありません。恐らく作曲の過程では、彼の中にテンポも音もあるのでしょう。が、演奏する人にこんな自由を与える作曲家って珍しくないでしょうか? 逆に、こうあらねばならない! と事細かに楽譜に意志を記述したのが、古典派、ロマン派の作曲家たちでした。ですから、キンバリングさんのように演奏者に自由を与えて下さる現代の作曲家は、尊敬に値すると思います。こんなに自由を与えて下さって戴いてるのに、その中から選ばず、もう一捻りしてしまうのがパパルテット(おっと、ここではパパリオでした)なのですね。(^-^ )


さて、ファンファーレが5曲ありましたので、ここから第2部と致しましょう。

Papalinは、どの楽器編成を選んだのでしょう? この曲集、面白いです。
(ちなみに、パーカッションは楽譜には書かれていません。私のアドリブです。)




楽譜は、IMSLPから借りました。



Papalinの多重録音で、お聴き下さい。m(_ _)m



曲目と楽器編成

   28. Fanfare 1            (A・A・A)
   29. Fanfare 2            (S・S・T)
   30. Fanfare 3            (S・S・B)
   31. Fanfare 4            (T・T・T)
   32. Fanfare 5            (S・S・S)
   33. Farleith Wick 1         (A・T・B)
   34. Farleith Wick 2         (T・B・B)
   35. Farleith Wick 3         (B・GB・CB)
   36. Farleith Wick 4         (T・B・B)
   37. Farleith Wick 5         (A・T・B)
   38. Farleith Wick 6         (GB・CB・CB)
   39. Farleith Wick 7         (Sn・S・A)
   40. Farleith Wick 8         (A・T・B)
   41. Farleith Wick 9         (T・T・B)
   42. Farleith Wick 10        (A・T・B)
   43. Farleith Wick 11        (A・T・B)
   44. Farleith Wick 12        (A・T・B)
   45. Farleith Wick 13        (B・GB・CB)
   46. Farleith Wick 14        (Sn・A・T・B・小太鼓)
   47. Farleith Wick March     (A・T・B)
   48. Gaudeamus Pariter      (B・GB・GB)
   49. The Gobby           (T・T・B)
   50. Gwilliam             (T・T・T)
   51. Handel's March        (T・B・GB)
   52. Happy Days           (A・A・T)
   53. Highland Dance4        (S・A・T・大太鼓)
   54. I Prefer My Pea-Flower   (S・T・B・小太鼓)
   55. In The Sky           (A・T・GB)
   56. Jeanne D'arc          (S・A・T)
   57. Jenny's Babee         (A・A・T)
   58. Jesse Polka           (S・T・B)



使用楽器 (440Hz)

    ソプラニーノ   キュング         ローズウッド
    ソプラノ      モーレンハウエル   グラナディラ
    アルト       メック          オリーブ
    テナー      メック(オトテール)   ボックスウッド
    バス       メック           メイプル
    グレートバス  キュング         メイプル
    コントラバス   キュング         メイプル

    大太鼓      ジャンベ
    小太鼓      ジャンベ




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この記事へのコメント

ichi
2011年05月26日 13:08
言わんとするところ、面白さ良くわかります。おそらく、キンバリングさん(義歯みたいな名前だな)が演奏に飽き足らず、作曲していったものなのでしょう。
3本の管楽器のそれぞれのパートが同様に楽しめて、和音の美しさや掛け合いも様々な形でトライされているので飽きさせないですね。楽しみながらアンサンブルがうまくなる教材にも適した曲集だと思います。
Papalin
2011年05月26日 19:51
ichiさん、ありがとうございます。
part1の2曲目の変拍子の曲を演奏したときに、この曲集は手ごわいかも知れないなぁという直感があったのですが、技巧に走る曲は殆どなく、変拍子と言えども、非常にメロディスなので、眉を吊り上げて演奏することもなく、楽しめています。テンポ指定も、いくつかの選択肢を設けてくれていて、それは親切でもあり、一方で演奏者のセンスを計っているようでもあります。色んな意味で、良い教材かも知れないですね。

この曲集も、一緒にやってみましょうか? (^-^ )
 
ichi
2011年05月28日 21:59
**この曲集も、一緒にやってみましょうか?

・・・という優しいお言葉に対し、即答できないのは250ページの量であり、全部焼くのには躊躇する・・・かといって選んでいくのも出来そうにない。こういう時にi-padあると便利なんでしょうね。モニター上で楽譜に簡単に書き込みもできるといいですね。実際はどうなんでしょう?
Papalin
2011年05月28日 22:05
◆◆ i-padあると便利なんでしょうね。

ichiさん、ありがとうございます。
i-Padどころか、i-Podも、スマートフォンも知りません。便利なんでしょうね。i-Padで楽譜が見られるのはいいですね。フットペダルなんかをつけて、指以外でページがめくれるといいと思います。

歯科医を訪れた金歯指輪さんのパート2、本日一応終わりました。
これで約半分ですかね。 (^-^ ) ニコッ