◆IL DIVO◆ バッハ / オルガン小品集

≪生演奏を公開しています≫

画像
J.S.Bach / Orgelbuchlein BWV 599-644
URL : http://papalin.yas.mu/W247/M599/

  ◇公開日: 2010年10月2日
  ◇連続演奏時間: 1時間15分22秒
  ◆録音日: 2010年10月 (49歳)
   上のアルファベットの曲目名を
    クリックして、Papalinの音楽サイト
    からお聴き下さい。(視聴?・試聴?)



アンサンブルの音を確かめるには、
バッハの小品が良かったりします。

WIMAに、『オルガン小品集』の
楽譜が揃っていましたので、
これを使わせて戴きましょう。

ちなみに、WIMAのバッハのページ、
BWV番号順に綺麗に並んでいます。
とても探しやすいページですね。(^-^ )

それと、棚からぼた餅なのですが、一曲目、内省的でいい曲です。
僕の好きなバッハの作品には明確な傾向があります。ゆっくりとしたアリア系。
ゴールトベルクもそうだし、BWV731なんかもそう。



使用楽器

  アルト       メック     オリーブ
  テナー       全音      桜
  バス        メック      楓
  グレートバス   キュング    楓
  コントラバス    キュング    楓





曲目

1.いざ来ませ,異邦人の救い主 Nun komm, der Heiden Heiland BWV.599
2.神よ,汝の慈しみによりてGottes Sohn ist kommen BWV.600
3.主キリスト,神の独り子 Herr Christ, der ein'ge Gottessohn BWV.601
4.全能の神に讃美あれ Lob sei dem allmachtigen Gott BWV.602
5.みどり児ベツレヘムに生まれぬ Puer natus in Bethlehem BWV.603
6.讃美を受けたまえ,汝イエス・キリストよ Gelobet seist du, Jesu Christ BWV.604
7.かくも喜びに満てるこの日 Der Tag, der ist so freudenreich BWV.605
8.高き天より われは来たれり Vom Himmel hoch, da komm ich her BWV.606
9.天より御使の軍勢 来たり Vom Himmel kam der Engel Schar BWV.607
10.甘き喜びに包まれ In dulci jubilo BWV.608
11.神を讃えまつれ,汝らキリストの徒よ,こぞりて Lobt Gott, ihr Christen allzugleich BWV.609
12.イエスよ,わが喜び Jesu, meine Freude BWV.610
13.キリストをわれらさやけく頌め讃うべし Christum wir sollen loben schon BWV.611
14.われらキリストの徒に今や喜び来たれり Wir Christenleut BWV.612
15.われとともに神の慈しみを讃えよ Helft mir Gotts Gute preisen BWV.613
16.古き年は過ぎ去りぬ Das alte Jahr vergangen ist BWV.614
17.汝にこそ喜びあり In dir ist Freude BWV.615
18.平安と歓喜もて,われはいま Mit Fried und Freud ich fahr dahin BWV.616
19.主なる神よ,いざ天の扉を開きたまえ Herr Gott, nun schleuss den Himmel auf BWV.617
20.おお 神の小羊,罪なくして O Lamm Gottes, unschuldig BWV.618
21.キリストよ,汝 神の小羊 Christe du Lamm Gottes BWV.619
22.われらに救いを賜うキリストは Christus, der uns selig macht BWV.620
23.イエス十字架につけられたまいし時 Da Jesus an dem Kreuze stund BWV.621
24.おお 人よ,汝の大いなる罪を悲しめ O Mensch, bewein dein Sunde gross BWV.622
25.主イエス・キリストよ,われら汝に感謝す Wir danken dir, Herr Jesu Christ BWV.623
26.神よ,われを助けて成させたまえ Hilf Gott, dass mir's gelinge BWV.624
27.キリストは死の縄目につながれたり Christ lag in Todesbanden BWV.625
28.われらの救い主なるイエス・キリストは Jesus Christus unser Heiland BWV.626
29.キリストは甦りたまえり Christ ist erstanden BWV.627
30.聖なるキリストは甦りたまえり Erstanden ist der heilge Christ BWV.628
31.栄光の日は現れたり Erschienen ist der herrliche Tag BWV.629
32.今日 神の御子は勝利の凱旋をなしたもう Heut triumphieret Gottes Sohn BWV.630
33.来ませ,造り主なる聖霊の神よ Komm, Gott Schopfer, Heiliger Geist BWV.631
34.主イエス・キリストよ,われらを顧みて Herr Jesu Christ, dich zu uns wend BWV.632
35.いと尊きイエスよ,われらはここに集いて Liebster Jesu, wir sind hier BWV.633
36.いと尊きイエスよ,われらはここに集いて Liebster Jesu, wir sind hier BWV.634
37.これぞ聖なる十戒 Dies sind die heilgen zehn Genot BWV.635
38.天にまします われらの父よ Vater unser im Himmelreich BWV.636
39.アダムの堕落によりて ことごとく腐れたり Durch Adams Fall ist ganz verderbt BWV.637
40.われらに救いの来たれるは Es ist das Heil uns kommen her BWV.638
41.われ 汝に呼ばわる,主イエス・キリストよ Ich ruf zu dir, Herr Jesu Christ BWV.639
42.われは汝に依り頼む,主 In dich hab ich gehoffet, Herr BWV.640
43.われら悩みの極みにありて Wenn wir in hochsten Noten sein BWV.641
44.尊き御神の統べしらすままにまつろい Wer nur den lieben Gott lasst walten BWV.642
45.人はみな死すべきさだめ Alle Menschen mussen sterben BWV.643
46.ああ,いかにはかなく,いかにむなしき Ach wie nichtig, ach wie fluchtig BWV.644




全部で、76分弱となりました。
80分入るCD-Rに、ちょうど良い長さですね。(o^<^)o



大勢のPapalinたちによる多重録音にて、お聴き下さい。 <(_ _)>



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この記事へのコメント

2010年10月03日 22:28
久しぶりのバッハが新鮮に聴こえます。
一曲め「いざ来ませ,異邦人の救い主」の最初の和音はブクステフーデのシャコンヌを彷彿させます。
穏やかな明るさに満ちた曲集ですね。
パイプオルガンよりパイプオルガン的な響きに聴こえるのが不思議です。
バス・リコーダー、頑張っていますね。
ichi
2010年10月03日 23:46
こんだけ一気に演ったら最後までいくでしょう。6はアリアっぽいですね。それに宗教曲にしては軽やかで明るく聴きやすい曲集だとおもいます。例によってバスに注意を傾けて聴いていますが、先入観があるからかもしれませんが、ロングトーンを聞くと、以前より少し素朴なといいますか、カスカスした艶のない感じがしなくもないです。でも音程が変わったというのは職人技でカバーしていますね。全然おかしくありません。
2010年10月04日 06:24
15曲目の「われとともに神の慈しみを讃えよ 」には、マタイ受難曲のコラールの旋律が見え隠れしています。
このコラールにしてもそうですが、耳に親しい世俗曲を内省的な宗教曲へと昇華させていったバッハの手法を思いつつ「宗教曲にしては軽やかで明るく聴きやすい曲集」というichiさんの感想に同調いたします。
巷の小さな俗謡が、バッハを通して変容していく経緯を垣間見るような気がしました。
バス・リコーダーの物理的ダメージは思ったより重症ですが、今回の演奏を聴いていると、ダメージのある楽器に想いをこめて演奏する、と言う行為はこのバッハに関する限り、マイナスではないように思いました。
長いこと連れ添ってきた楽器の傷みは、そのまま「痛み」でしょう。
その傷みをカヴァーしようとする想いが、演奏がより深いものにしているようにも思いました。演奏中の音を聴きながら、私が「今日の演奏は気合が入っているね。」と言ったのは、そんな意味です。
Papalin
2010年10月04日 07:14
◆◆ ブクステフーデのシャコンヌを彷彿させます。

aosta、ありがとう。
本当だ、似ているね。
このオルガン小曲集、リコーダー・アンサンブルにピッタリです。
 
2010年10月04日 10:18
素晴らしい!感服しました。
各声部の弾き(吹き?)分けができること、各声部のからみ合いが聴きとりやすくなること、リコーダーならばオルガンの雰囲気をそのまま表現できること、など、リコーダー版はある意味理想的な姿です。
アンサンブルでも格好な素材だと思うのですが、なぜかみんな手を出していない(苦笑)。そんな非常にマイナーな『オルガン小曲集』ですが、少しでも多くの人がこの録音を通じて親しんでくれれば僕も嬉しいです。
バッハも喜んでいることでしょう(笑)。
ここまで来たら、ぜひ全曲制覇を!
個々に感想を述べ始めたらキリがないのですが、一言だけ。
20曲目のBWV618の演奏は本当に素晴らしいです。
Papalin
2010年10月04日 20:33
◆◆ 軽やかで明るく聴きやすい曲集

ichiさん、ありがとうございます。
そうですね。軽やかな"歌"です。
元の旋律はコラールですから、バッハが編曲(アレンジ)した作品と言っても良いでしょう。極めて単純なメロディを、ここまでアレンジするバッハの力は、やはり非凡な才能ですね。ところでこの曲集、バッハが新たな天地を求めて就活して、内定をもらったあと、勤務先の冗長に辞職を告げたら、冗長が「それは許さん!」と言って、バッハを牢に閉じ込めた、その牢の中で作った作品なんですって。もっとも牢と言っても、現代の日本の刑務所とは違いますけどね。

> 音程が変わったというのは職人技でカバーしていますね。

苦労してまんがな。ごっつぅエライでっせ。
 
Papalin
2010年10月04日 20:39
◆◆ マタイ受難曲のコラールの旋律が見え隠れ・・・

aosta、ありがとう。
今日アップしたBWV.633や634の旋律は、バッハは何回もアレンジしていますね。それだけメロディが魅力的だったということでしょう。僕も魅力的なメロディだと感じます。バッハの時代、著作権なんてものはなく、むしろ使いまわしてもらえることは、賞賛されるべきことだったのですから、このメロディを作曲した人は英雄ですね。

> 傷みをカヴァーしようとする想いが、演奏がより深いものに

背に腹はかえられないからね。
それにしても、以前の倍くらい息が入るようになっちゃって、
困ったちゃんですわ。
 
Gemini
2010年10月05日 00:32
こんばんは Gemini です

<速報>
★★Nun komm' der Heiden Heiland
やはりトシでしょうかね‐‐
この曲は以前から知っていたところが、
ここ1年ほど気になっていて、さらっていますが、
ただし、ホロヴィッツが晩年に録音していた
ブゾーニのピアノ編曲版--
コレは、リパッティが弾いたマイラ・ヘスの
「主よ人の望みの喜びよ」の編曲版くらい難しい・・・

ブゾーニの編曲版を初めて見たときは
コレがBachかね、というぐらいromanticに見えましたが
ウム、やはりBachだねと思うくらいになっていたところで、
Papalinさんの記事に遭遇したわけですが…

WIMAは存じていましたが、迂闊でしたね、原曲を初めて見ました
--当たり前ですが冒し難い尊厳さが本当にBachですね。
(必ずしも尊厳だけがBachではなく、
GoldbergのQuodlibetoのようなものもありますが)

これに比べると、Busoni版はGospelかな…
しかし考えてみると、ゴスペルとコラールはどちらが--なのか--

結論がないので<速報>ですが、
そんなことをつい考えてしまいました。
今回もありがとうございました。



2010年10月05日 14:07
 こんにちは。
 早速リンクさせていただきましたが、
 リンクの原稿を書いたりして、ぐずぐずしているうちに、全曲録音なさってしまったようで、びっくりしてしまいました。
 たこすけさんもあげられているBWV618もいいですが、なつかしのBWV639も、コラールメロディの即興性はそのままに、ポツポツと明滅するような他声部がたまりません。
 全体的に、響きがオルガン的で美しいのはもちろんですが、やはり、一つ一つの声部を実際に吹いているので、オルガン以上に各声部が生き生きとしていて、その上、曲ごとの正確付けも多彩なので、聴いていて楽しいです。
 聴く方がまったく追いついていませんので、これから、じっくりと楽しませていただきたいと思います。
Papalin
2010年10月06日 06:22
◆◆ リコーダー版はある意味理想的な姿

たこすけさん、ありがとうございます。
ひょんなことから、この曲集に取り組むこととなったのですが、とっても楽しかったです。リコーダーも発音部分はオルガンと同じ構造の"Pipe"なので、ときにオルガンぽく聴こえます。しかも今回は、変身してしまったバスリコーダーのリハビリを兼ねた演奏ですので、音程にはかなり気を使いました。(結果は別として)

> 20曲目のBWV618の演奏は本当に素晴らしい

46曲それぞれのテンポが殆ど分からないので、演奏前にちょこちょこっと楽譜を見て、ほぼ勘でテンポを決めました。そうした中で、恐らく異常に遅いテンポで演奏してしまったものもあろうかと思うのですが、ご指摘の20番など、ゆっくりとしたテンポで演奏したものの殆どは、自分でも気に入ってます。もちろんバッハの音楽が素晴しいのです。(^-^ )
 
Papalin
2010年10月06日 07:08
◆◆ 冒し難い尊厳さが本当にBachですね。

Geminiさん、ありがとうございます。

いつも思うのですが、Geminiさんのように、作品を探求し、時間を掛けて、自らの中に納得できる論理が醸造されるのを待って演奏される方に対して、僕は何と直感的で即決であろうかと・・・。まぁそれが Papaltet の特徴(特長ではない)なので、良しとするところでもありますけれどね。
 
> コレがBachかね、というぐらいromanticに見えました

今回演奏した曲の中にも、僕なりに『これがバッハ?』と思うようなロマンティックなものがいくつかありました。涙もろいPapalinとしては、演奏しながら目頭が熱くなってりしました。バッハって、ハマっちゃうと抜け出せません。

。・°°・(;>_<;)・°°・。
 
Papalin
2010年10月06日 07:21
◆◆ 全曲録音なさってしまったようで・・・

Noraさん、ありがとうございます。
46曲もあるということを知らずに始めました。
始めてしまいますと、終わりたくなります。つまり全部演奏するしか道はありません。困った性格です。でも、この小曲集、とっても気に入りました。その名の通り小品の集まりで、難易度的にも、トッカータなどのような超絶技巧曲ではないので、演奏後の録音を聴いていても、心がとても落ち着きます。
Papalin
2010年10月06日 07:23
◆◆ なつかしのBWV639も・・・

Noraさん、続きです。

> コラールメロディの即興性はそのままに、ポツポツと明滅するような他声部が
> たまりません。

本当に。
バッハはお気に入りのメロディは、何度も使いまわしをしているのですね。そして、その度にアレンジを変える・・・。心憎いやり方です。

> オルガン以上に各声部が生き生きとしていて

下手なピアノの演奏でゴールトベルクのアリアを演奏したときに感じましたが、鍵盤だと各声部の繋がりを表現することに支障が出てしまいます。ましてやオルガンで、しかも手だけで3~4声部もある音楽となれば、演奏は難しいでしょうね。察することができます。
Papalin
2010年10月06日 07:28
◆◆ 曲ごとの性格付けも多彩なので、聴いていて楽しい

Noraさん、お返事の最後です。
恐らくこの曲集は、ゴールトベルクなんかと違って、ストーリーなしに集めたものではないかと思います。私が勝手にそう思っているだけで調べてもいないのですが、もしそうだとすると、演奏する側としては、やはりそれぞれに彩色したくなるのですね。自分で聴くときも連続して聴くので、聴いていて退屈しないようにという思いがあります。

どうやって編成を決めるかということですが、かなりアバウトです。

★8フィートが続いたからそろそろ4フィートかな? だったり
★この曲は最低音がDで、その音だけをオクターブ上げると感じが変わってしまいそうだから、思い切って全部をオクターブ上げて、最低音パートをコントラバス(F管)ではなく、グレートバス(C管)にさせよう だったり
★この曲は可愛い感じがするから4フィートが似合うかな だったり。

ほぼ直感で編成を決めています。編成だけでなく、テンポも直感なので、そぐわないものもあろうかと思います。それでも演奏後に後悔しないところが PapalinのPapainたるところです。(o^<^)o
 
2010年10月07日 23:25
こんばんわ。
偉業達成、おめでとうございます。
あまりに素晴らしいことなので、こちらのブログで紹介させていただきリンクをはらせていただきました。ありがとうございます。
Papalin
2010年10月10日 06:10
◆◆ 偉業達成、おめでとうございます

たこすけさん、ありがとうございます。
偉業・・・なのでしょうかね。(^_^;)

リコーダーでオルガンの曲を演奏するというのは、言ってみれば正統的なアプローチだと思います。一方、たこすけさんがチェロで同じことを為されてしまうというのは、僕にとっては良い意味で、かなりの驚きです。どれだけバッハの作品とバッハ自身を敬愛されているか、推し測ることができます。

リンクもありがとうございました。
ちょっと恥ずかしい記事でした。