◆IL DIVO◆ フェラボスコ2世 / 6音階による四重奏曲

≪生演奏を公開しています≫

画像
On the Hexachord a4 / Ferrabosco II (1572-1628)
URL : http://papalin.yas.mu/W053/

  ◇公開日: 2010年8月14日
  ◇連続演奏時間: 5分40秒
  ◆録音日: 2010年8月 (49歳)
   上のアルファベットの曲目名を
    クリックして、Papalinの音楽サイト
    からお聴き下さい。(視聴?・試聴?)



エオリアンさんのところで
今日楽譜が公開された
変な曲を見つけました。

ヘキサコード(6音階)の曲。

とにかく楽譜を見て下さいまし。
1曲目は、ドレミファソラ。2曲目は、ラソファミレド。

曲は、この音階に基づいて多声化しているのですが、1フレーズが終わると、半音転調するんです。1曲目ではタイトルの方向と同じように、半音ずつ調が上がっていきます。2曲目はこれまたタイトルの方向と同じように、こんどは半音ずつ下がっていくのです。

これを見ますと、西洋ではギリシャ時代からルネサンス頃まで、もっと言ったらバッハまで、音楽とは芸術というよりも、数学や哲学と同列の学問だったということが実感できますね。


楽譜のことですが、元の楽譜がこうした臨時記号だらけなのでしょうね。でもこの曲を実際に演奏することを考えますと、僕の場合は・・・と断わっておきますが、転調したらその調で楽譜を起こしてほしいなぁと思いました。なぜなら、臨時記号が本来の調の中の音なのか、それともその名の通りの臨時の音なのかの区別がつきにくいからです。ダブルシャープとか、ダブルフラットとかを使って書かれているので、わからないわけでもないのですが、思い切って調性を変えて下さった方が演奏しやすいと思います。具体的には、1曲目の場合だったら、9小節のところに変ロ短調を示すフラット5つをつけてほしいです。(でも不思議なのは、下3声は、なぜかフラットでなくシャープで書かれているのです。) 楽譜に2箇所くらいあったかな、臨時記号のつけ忘れと思われるところがありました。それも見つけやすいことでしょう。


演奏に当っては、ソプラノ・パートを楽器を替えました。理由ですか? 楽器の音程の特徴を掴むために、もってこいの曲だと思ったからです。(^_^;)

使用楽器

 【第1番】

    ソプラニーノ    キュング      薔薇
    ソプラノ      モーレンハウエル  グラナディラ
    ソプラノ      モーレンハウエル  グラナディラ
    アルト       メック       黒檀


 【第2番】

    アルト       メック       黒檀
    テナー       全音        桜
    テナー       全音        桜
    バス        メック       楓





大勢のPapalinたちによる多重録音にて、お聴き下さい。 <(_ _)>



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この記事へのコメント

ichi
2010年08月28日 14:39
その昔、天空の音楽だったかな?星空・・・だったかな?そんなタイトルの本を読んだことがありました。惑星の配列と音階の成り立ちとかそんなことを書いた本です。そのなかで、惑星の軌道が常に均一ではなく、ずれがあるのと同様に、音階も均等に割り切れない・・・このずれが複雑で多様な世界を創り出しているのだ・・・う~ん。
一瞬わかったような気にさせる解らない文章にちょっとだけ眠っていた脳が覚醒されることがたまにあります。最近はあまり難しい本を手に取る機会が少なくなりました。
Papalin
2010年08月30日 20:36
◆◆ 音階も均等に割り切れない・・・このずれが複雑で

ichiさん、ありがとうございます。
ichiオクターブを均等に12個に刻みたい、もしくは刻める筈だと思うところに、人間の儚さがあります。12個には刻めないものなのだと受け入れれば、音やハーモニーは美しく響くのにね。

しかしこの曲は、無理を押し通して、僕の得意な言葉を使わせてもらうなら、寝技に持ち込んで作っちゃったという感じの曲ですね。それでも、何度も聴いていると、それっぽく聴こえてきてしまうので、やっぱり僕は騙されやすい性格の持ち主ともいえるでしょう。(^_^;)