転んで ただ起きるのもねぇ・・・

すっと転んだままっていう手もあるよな。(^u^)プププ


6月21日(月)

病室から見下ろす庭は、ただものではないことは一目でわかった。
妻が教えてくれた。『訳がある庭なのよ。』

茅野市には、三井の森という別荘地がある。
その敷地内に、ハーバルノートというお店があった。

主としてハーブを売る店で、バブル時期にはとても栄えていた。
レストラン、テニスコート、立派なリゾート施設だった。

ハーバルノートの裏手には、ハーブ園があった。
それは観光用ではなく、店に出す品物の産地だった。

バブルがバブルでなくなった頃だったろうか、
ハーバルノートが小さくなった。

店は、隣にあったみすぼらしい小屋に移り、
テニスコートはなくなり、ガーデンは消滅した。




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【 病室脇の団欒スペースから見下ろす庭。素晴しい。 】





ガーデンは、地元のお爺さんが作っていた。
1980年代では珍しかったハーブが"生で"揃っていた。

そういう価値と、リゾート経営とは無縁なとことにあるらしい。
ガーデンが潰れるにあたって、移植地を探していたようだ。

ビジネスを度外視した、おじいさんの優しさを、
この総合病院が受け取った。




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【 この芝生でコンサートもあるらしい。生きて帰ったら僕も貢献したい。 】





以来、ボランティアが結成され、この庭は護られている。
野菜も植えられていた。生きていく庭。クランケに希望をもたらす。




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【 いくつもの作業小屋、堆肥置場。建材は我が家のガゼボの床と同じ。 】





病室の通路側のベッドから庭が眺められる。
次の写真でそれがおわかり戴けるだろうか。

飛び出た2つの窓は、窓側のベッドのあるところ。
その脇の奥にある窓のところが、通路側のベッドのある部屋の窓。

僕は3階の、ちょうど月見障子が上がっている部屋にいた。
梅雨時の緑が、ぼくの心を和ませてくれたのは間違いない。




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【 毎日、表情を変えていった庭。中でもハマナスの成長には目を見張った。 】





そして、このプレートの文字には驚かされた。
だいたい、「お願い」というタイトルが間違っているぢゃないか。




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【 最後の一下りがお願いなのだろう。日本は貧しい国になってしまった。 】





このアーティチョークが食べられるくらいまで成長したら、
もうここには僕はいないだろう。そう決めたんだ。




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【 眼の疾患ゆえ、ガラスに映った変なものは認識できないのだ。 】




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