ピアノを調律しよっと!

前回ピアノを調律したのは、2007年の9月でした。

古典調律の一つ、ヴァロッティ。
その調性の響きにはうっとりしました。
3音がパパルテットのアンサンブルのように響いていました。

な~んて書くから、また一人読者を失ってしまいます。(^_^;)
言いたかったことは、平均律の3音の響きとの差を体感できたってことです。

さて、あれから2年半がたちました。




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連れがピアノを練習し始めたんです。
初めてのピアノだから、演奏がへたくそなのは我慢できます。
しかし、調律が狂っているのには我慢なりません。




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『こんなひどいピアノで練習させてはいけない。早々に調律してあげないと。』
それは僕のとり越し苦労で、ピアノを習い始めたばかりの連れには
五十歩百歩だったかもしれません。

でも、ピアノ自体の狂いはPapalinの耳には耐えられないものでした。

雪の降る中を、10km車を飛ばして街に下り、手芸屋さんでフェルトを購入。
僕が欲しかったのは、幅3cmだったけれど、販売が50cmからということで、
必要量の16倍ものフェルトを買いました! 安かったけどね。(^_^;)




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使っている器具は、ネットで購入した最もチープなものです。
前回調律したときにはプロからお借りした道具でした。
それとは雲泥の差ですが、それでも事足りましたよ。

さ~て、今度はどう調律しようか? やはり古典調律がいいな。
選んだのは、キルンベルガーでした! (次回はきっとミーントーンでしょう)
ヴァロッティとの違いですか? こちらをどうぞ。




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調律も2回目となりますと、それありに慣れてきます。
グランド(ヤマハのG5)は、アップライトより弦の数が多いので、
それなりに時間はかかります。

それでも2時間で一通り仕上がりました。
僕がずっと疑問に思っていた、人間の耳を誤魔化す調律、
その謎が解けたので、一切誤魔化さずに調律しました!

ちょっとだけ補足しますと、僕は調律師さんが調律したピアノは、
低い音は低すぎる、高い音は高すぎるとずっと思っていたんです。
わざとそうしていたんだということが、上のブログでわかったんです。




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さて、こうした僕のこのこだわりを理解してくれたのは、
他でもない、犬のボンボン(本名:ムトウ・ブルネッロ・ディ・ボンチャルリーノ)。
このショットの表情が全てを物語っているでしょう? (^-^ )




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ちなみに、こんな恍惚の表情をしたショットも。
ね、疑いありませんよね。
満足のできる調律ができました! ついでに2万円が浮きました!




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ちなみに、ムトウ・ブルネッロ・ディ・ボンチャルリーノは、
調律の狂ったピアノで連れ(別名:aosta)がたどたどしい演奏をしていても
ここで安らいで寝そべっているそうです。

(。^。)コケ!




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この記事へのコメント

yuri
2010年05月22日 00:02
お久しぶりです。
なんだか、新学期に入りなかなか生活に慣れません。先週、今週と運動会、義理の両親が来たり・・・その前に父がクレーンでピアノを持って来たり・・・。(笑)ずっと使っていないピアノなのでピアノを見るたびにPapalinさんやってくれないかしら?・・・なんて思っちゃいました。
我が家のチビがピアノを習い始めたので、ちゃんとした音でないとやっぱり不安です。

それにしても・・ボンちゃん、気持ちよさそうですね。
P2
2010年05月22日 10:08
2年半ぶりの調律は大変でしたね。チューニングピンが固まって動かないなんてことはありませんでしたか?
Papalinさんのピアノは懐かしのG5。おお、チューニングピンが黒いではありませんか。今はみんなメッキだから貴重品です。響板も良質の板が使われているのでしょうね。最近のYAMAHAピアノはずいぶんコンパクトになって評判も良いようですがG5サイズはやっぱりいいなと思います。自分で調律できるということはいろいろな音律が楽しめていいですね。
ちゃみちゃん
2010年05月22日 11:11
夫婦で演奏会も近い将来ありうるかもしれないですね。
素敵ぃー。


ちなみに私は「えむちゃん」(私のギター)の弦を換えてほしいです。・・・。

わんちゃん、かわいいですね。
私のヘタなギターでもそんな気持ちよさそうな顔でねてくれるだろうか?・・・無理だろうなぁー。笑
Papalin
2010年05月23日 10:03
◆◆ 父がクレーンでピアノを持って来た

yuriさん、ありがとうございます。
相変わらず、豪快なお父さんですね。(^-^ )
僕もそんなyuriさんのお父さんが好きです!

チビちゃんがピアノを?
yuriさん、嬉しいでしょうね。
調律しましょうか?
ご褒美は、美味しいビールがいいな。
(o^<^)o クスッ

ボンは、普段はあまり僕に近づかないのですが、このときはちょっと意外でした。
(^-^ ) ニコッ
 
Papalin
2010年05月23日 10:10
◆◆ 今はみんなメッキだから貴重品

P2さん、ありがとうございます。
そうなんですか? ピアノのふたの中なんて自分ちのじゃなければ開けませんので、それは知りませんでした。我が家は一年を通じて湿度が低いので、ピンが固まって動かないということは全くありませんでした。以前住んでいた家では北の部屋にあったので冬は結露がありました。ピアノの中に専用の電熱材を這わせていましたけれど。
 
Papalin
2010年05月23日 10:14
◆◆ 「えむちゃん」の弦を換えてほしい

ちゃみちゃん、ありがとうございます。
ギターの弦の張り替えですね。
わけないですよ。
ちゃみちゃんが難しかったら、旦那さんにやってもらいいですよ。(^-^ )
 
犬っこ、本当に気持ち良さそうな顔してますね。意外や意外って感じです。(^-^ ) ニコッ
 
nyankome
2010年05月23日 21:18
このワンちゃんなのですね。
お幾つですか?
気持ちよさそうに寝ていますね。
ところで基本的な質問ですが、ピアノをミーントーン(他の古典調律でも同じかも知れませんが、)で調律する場合、A#とB♭の違いはどう解決するのでしょうか?リュートの場合、使えない音が出てきます。
P2
2010年05月24日 11:36
ピアノ専用の電熱材があるのですね?私は見たことがありません。最近、ハンマーを全部取り替えたG5にお目にかかりました。チューニングピンもピカピカになっていましたよ。残念ながらまだ馴染んでいなかったので音にバラつきがありました。
複雑な調を弾かないならばピアノで古典調律も楽しいでしょうね。ピアノも弾く人の好みや演奏する曲に合わせて調律法を変えるなんて技ができたら凄いです。
2010年05月25日 06:21
◆◆ A#とB♭の違いはどう解決

nyankomeさん、ありがとうございます。
鍵盤では、解決しません。(^-^ )

仰るように、ミーントーンの調律で使ってはいけない和音というのを使わない作曲をするってことのようです。モーツァルトの音楽とかになると疑問は出てきますけれど。その辺りは、右(⇒)のサイトが詳しいです。

私が感じていたことと同じことも書かれていました。それは「昔の人は純正な響きに対して、平均律が当たり前になってしまった現代人よりも、はるかに音楽的だった」ということです。(^_^;)
 
そうそう、鍵盤楽器の上尾先生がコンサートが終わった後、仰ってました。「今日のプログラムだと、ミーントーン音律が使えたので、今日の調律はそうしました。」
 
Papalin
2010年05月25日 06:29
◆◆ 好みや演奏する曲に合わせて調律法を変え

P2さん、ありがとうございます。
スーパー調律師のようなわけにはいきませんが、僕のような素人にも、それがある程度可能な世の中になりました。最近のチューナーは素晴しいです。これさえ
あれば、僕のような適当な耳であっても、それなりのものが出来上がります。しかも2時間で。慣れれば1時間かな。(^-^ )
 
サティ
2010年06月22日 21:52
いったいこれで「ピアノの調律完了!」なんて冗談でしょ?
Papalin
2010年06月24日 09:30
◆◆ これで「ピアノの調律完了!」

サティさん、ありがとうございます。
冗談なんかではありませんよ。私にはこれで充分です。

HNから想像しますに、ピアノまたは音楽をとても愛されていらっしゃる方、プロですね。ですから、調律への冒涜であるかのように感じられたのではないでしょうか?

誤解を恐れずに書きますと、難しい調律法なんて知らなくても、私のような素人にも調律(の真似事)ができてしまう世の中になったということです。裏を返すと、世の中に数多いる調律師さんたちの調律と、アマチュアの調律に雲泥の差がなければ、明日の飯が食えない時代になったということです。

例えば私がこの程度の調律で5千円でビジネスを始めたとしましょう。もちろん資格なんて持っていませんと、最初から宣言して。多分顧客はつくと思います。そして調律師さんのマーケットを確実に侵食します。

スーパーマーケットの進出で、特徴のない小売店が潰れていったように、ネットの普及で、小さな本屋が潰れていったり。そういう時代です。

"この程度"+アルファの調律をして、2時間で2万円。弁護士以上の自給ですね。そんな価値はないと私は感じています。コンサート・ピアニスト専属の調律師以外は、いずれ淘汰されるでしょう。アルバイトを使えば、2時間で2千円でできます。

調律の範疇には、ピアノのメンテナンスも入るでしょう。それは素人にはできません。ですが、毎年のメンテナンスは不用です。車に例えるなら、車検は2年に一度、タイミングベルトは10年で交換。調律師を呼んでピアノを調律する間隔が、タイミングベルトの交換と同じになる時代だって、想定内。
 
調律師を否定しているのではありません。旧態依然には限界があります。世の中の他の商売が、ずっと改善して来たように・・・。