◆IL DIVO◆ モーツァルト / 音楽の冗談 Adagio cantabile

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Wolfgang Amadeus Mozart / Ein Musicakalischer Spass K.522
URL : http://papalin.yas.mu/W203/M007/

  ◇公開日: 2009年6月22日
  ◇演奏時間: 5分43秒
  ◆録音日: 2009年6月 (48歳)
   上のアルファベットの曲目名を
    クリックして、Papalinの音楽サイト
    からお聴き下さい。(視聴?・試聴?)



音楽の冗談、もしくは音楽の戯れ。
各楽章は5分とか6分とか、結構長いのですが、演奏していますと、そんなに長くは感じません。不思議ですね。次には何をやってくれるんだろうと、演奏しながら待ち構えているPapalinがいます。

3楽章にあたるこのAdagio cantabileは、いきなり迷ってしまいます。
Adagioなのに、2分の2拍子って、どういうこと? いきなり冗談かましてる?

演奏し始めてちょうど2分くらいのところから延々と続く、終わりそうで終わらない転調の嵐。これを音楽の冗談と呼ばずして何をかいわんや。カデンツも面白いですよ。カデンツの後の3度のトリル(?)も人を馬鹿にしています。聴く前にあまり言ってはいけませんね。まったくスカトロジストの音楽は、これだから楽しいのですよ。

ちなみにこの3楽章に限らず、音をところどころ間違えているのは、
モーツァルトではなくて、僕の戯れ・・・です。(^_^;)


大勢のPapalinたちによる多重録音にて、お聴き下さい。 <(_ _)>


モーツァルト / 音楽の冗談 Adagio cantabile 使用楽器

   ヴァイオリン1 ・・・ ソプラノ、アルト、テナー、バス
   ヴァイオリン2 ・・・ テナー、バス
   ヴィオラ    ・・・ バス、グレートバス
   チェロ     ・・・ コントラバス




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この記事へのコメント

ichi
2009年06月22日 22:44
一つ前のブログのコメントはAdagio cantabileを聴いてのコメントです。ブログの順番もめちゃめちゃで、もう訳がわかりません。モーツァルト財団のサイトすごいですね。日本語の翻訳ページがあるのも驚いてしまいます。無料で使える楽譜の検索力検定があったら1級がとれるでしょう。
yuri
2009年06月23日 08:40
映画アマデウスで甲高い声で笑うシーンを思い出します。
P2
2009年06月24日 14:04
綺麗の中には醜いものが隠されている。
そして醜いものの中にこそ純粋の美しさがあったりする。
現代のバラエティー番組ではありませんからモーツアルトは大真面目に難解な冗談に取り組んでいるわけですね。それがスカトロジストだからということなのでしょうか?茶化しているだけでは、こういう音楽は生まれないということで、そういう見方も面白いと思います。

ところでベートーヴェンに先駆けて「運命」のテーマがちらほら聴こえてしまうのは気のせいでしょうか。

第四楽章が楽しみです。
是非、対比して聴きたいと思っています。
2009年06月24日 19:56
今回の「音楽の冗談」には、モーツァルトの音楽的正当性というか・・・それまでの音楽をまっとうに踏襲している伝統的な感性と、非常にアバンギャルドで尖鋭的なエネルギーの両方が感じられますね。Papalinさんの演奏姿勢にも同じことが感じられて、両者のエネルギーがこの演奏によってさらにも魅力的になっているのではないかと思いました。
伝統的な「お作法通り」の音楽が耳に快く美しく響くとしたら、「禁じ手」とも言うべき「モーツァルト流冗談」には、一種「不穏」とも言うべき情動を感じますす。音楽に限らず美醜を決定する要因の一つに、心地よいか不快か、というスケールがあるかと思うのですが、モーツァルトの場合、「不快」がただの不快で終わらない。深読みかもしれないのですが、そこには彼の挑戦的とも言うべき矜持を感じます。彼のスカトロ趣味が、そこにどのように関ってくるのか、私はあまり関心がありません。モーツアルトの音楽とスカトロジックな嗜好がどこかで結びついているとも、あまり思いません。
それもまた彼の「冗談」のレヴェルなのではないかと思います。
Papalin
2009年06月27日 07:29
◆◆ モーツァルト財団のサイト

ichiさん、ありがとうございます。
そうでしたか。財団が提供していたのですね。そんなことも確かめずに、とりあえず楽譜が手に入ったぞ!と、すでに演奏する方に向いておりました。

最後の楽章はこれからなのですが、パートフ譜がないのがかなり辛いです。スコアで16ページもあるんだもん。どうやろうかなぁ。(^^ゞ
 
Papalin
2009年06月27日 07:35
◆◆ 甲高い声で笑うシーンを・・・

yuriさん、ありがとうございます。
モーツァルトの人となりを何も知らないで、映画『アマデウス』を見たときには、大変なショックでした。が、以降は、あの映画のモーツァルトに甚く納得できて、おそらくあの俳優の演技は、かなり実像に近かったのではないかと思うのです。

そう、あの甲高い声で笑っちゃうモーツァルト。皇室とも教会とも世間とも上手く行くはずがないですよね。(^_^;)
 
Papalin
2009年06月27日 07:46
◆◆ 大真面目に難解な冗談に取り組んで

P2さん、ありがとうございます。
僕は音楽学は大して知らないので、基本的に「それは美しい」「それは美しくない」という感覚でものを言ってしまいます。ですが、例えば対位法を勉強すると、禁じ手というのも知るわけで、教養のある人からすれば、禁じ手を平気で使っているような音楽は、音楽ではないと思うのでしょうね。モーツアルトもお父様から散々音楽について教え込まれたことでしょうが、そうした知識もあり、かつ、そうした知識なんか無くても、良い悪いは嗅ぎ分けたと思います。

第四楽章のプレストですが、これは一小節一拍の音楽です。ベートーヴェンがシンフォニーでも多用したスケルツォと同じ。つまり、モーツァルトがもう先駆けていたってことですね。K522はベートーベンがまだ高校生だった1787年に作曲されています。
(^_^;)
Papalin
2009年06月27日 08:51
◆◆ 「モーツァルト流冗談」

aostaさん、ありがとうございます。
音楽に限ったことではないのですが、よく先生が悪いお手本を示すことがあります。音楽の場合だと、悪いお手本として演奏したり、歌ってみせたりするわけです。ところが先生の悪いお手本は、基本的に基礎がしっかりしているから、ちょい悪のお手本なんですね。先生にとって下手くそに演奏する、歌う、というのは、基本的に無理なことなんです。

モーツァルトのこの「音楽の冗談」にも同じことが言えるのではないでしょうか。モーツァルトが滑稽に悪いお手本を見せているんです。一生懸命そえを見せているんです。ところが所詮、天才モーツァルトがやっていることなので、そこには悪いところは歴然としているのですが、例えばそんなにしつこく終止を迎えなくても、終止に至るまでの転調など、根底はモーツァルトの美しい音楽なのです。
Papalin
2009年06月27日 08:54
◆◆ スカトロジー。

aostaさん、連投です。
スカトロジーにスポットが当ってしまいましたが、美しいものを知っている人は、美しくないものも知っていると思います。両極端とまではいかなうても、対岸、対極にあるものを知っています。

一方、対岸を知っていなければ、美しいものを造れないかというと、それは違うでしょう。デフォルメって、特徴を際立たせることでもあり、対極を際立たせることでもあるように思います。
Papalin
2009年06月27日 08:57
◆◆ アバンギャルドで尖鋭的なエネルギー

aostaさん、連投です。

いくつか反応してしまう言葉がありました。
『1Q84』に登場する青豆。"仕事"の後にホテルで通りすがりの中年男と営みます。高ぶった精神を収まりところに収めるための営み。それには共感するところが多分にあります。僕は数少ない経験しかありませんが、ランナーズ・ハイってのも、その一種ではないでしょうか。

そして、モーツァルトのこの曲にも、関連性があるように思います。そんなことを連想しました。ただそれだけです。
 
2009年06月28日 06:13
青豆に限らず、この物語に登場する人物はみな、美しいですね。それは外見的に美しいということではなく、あるべくしてある美しさです。簡潔で潔い。
下巻、二回読みました。上巻も読みなおしたいですね。
読むたびに、違うものが見えてきます。
「音楽の冗談」も、聴くたびに違う表情を見せてくれます。
Papalin
2009年06月28日 07:23
◆◆ 登場する人物はみな、美しい・・・

aostaさん、ありがとうございます。
もう読まれましたか。
僕はまだ数章しか読んでいないので、登場人物の数も、10名には満たないでしょう。それぞれ個性のある、そしてしっかりしたキャラクターの登場人物ですね。

音楽の冗談も、聴くたびに色んな表情がありますか? 物語も音楽も、1回目にはわからなかったことも見えてきたりしますね。例えば「運命」なんて今までに何回耳にしたことでしょう。それでも見えてくるものがあったりします。それまでは気づかなかったこと・・・。
 
nyankome
2009年06月28日 20:49
しまった、こちらが第3楽章の記事だったのですね。(^_^;)
何度も書いていますが、この曲にリコーダーはよく合います。
Papalin
2009年06月30日 21:51
◆◆ この曲にリコーダーはよく合います

nyankomeさん、ありがとうございます。
モーツァルトって結構リコーダーに合うのですね。再発見です。交響曲第40番でさえ、リコーダーでもいいじゃんと思いました。アイネクライネも。

いつか交響曲第41番:ジュピターを演奏したいなと思っていますが、あの曲オーラはものすごいので、尻込みしています。(^^ゞ