◆IL DIVO◆ ベートーヴェン / 交響曲 第3番 第4楽章

≪ 生演奏で・すぐに・全曲・高音質で聴けるページ ≫

画像
Beethoven / Symphony No.3 4th movement
URL : http://papalin.yas.mu/W219/

  ◇公開日: 2008年07月19日
  ◇演奏時間: 1分19秒
  ◆録音日: 2008年7月 (47歳)
   上のアルファベットの曲目名を
    クリックして、Papalinの音楽サイト
    からお聴き下さい。(視聴?・試聴?)



フィナーレ、第4楽章から。
肩透かしを食らったような感じがします。何だか物足りないなぁ~~。


今日、とある方のブログを読んでいましたら、こんな主旨の事を書いておられました。
「ネットで演奏を公開する人が大勢いるが、多くの人がテンポが速すぎるように思う。
もう1~2割テンポを落として歌ったら、もっと上手いのではないかと思う。
もっと美しく、もっと表現豊かにと思って演奏したくないのだろうか?」

私の考えは違います。
演奏する者には、自分が理想とする、自分がお気に入りのテンポがあります。
そのテンポで演奏できるように、練習を頑張ります。
(普通の人はします。そしてその結果を発表します。僕はそこが欠けています。)

それを仮に1~2割、ゆっくりしたテンポで演奏することは耐えられないのです。
自分の表現したい音楽とは異なってしまいます・・・といっても過言ではありません。
だから、ちょっとくらい指が回らなくても、目を瞑ってしまいます。
それは長い目で見たときの努力目標にもなりますからね。
理想とするテンポで演奏できなかったら演奏を発表してはいけないなんて
そんな悲しいこともないでしょうし。

テンポ自体が主観的なもので、その演奏家そのもののような気がします。
ブログを書かれていた方が勘違いされているようで残念に思ったのは、
アマチュア音楽家の誰もがプロの真似をして
プロの演奏のテンポを辿っているわけではないってことです。
あくまで演奏者自身が、一人の大人が、自ら決めたテンポなのです。

プロではないのですから、それで飯を食っているわけでもありませんし。
と言ったら、負け惜しみに聴こえますでしょうか・・・。

一方、そういうテクニック的にも、あるいは音楽的に未熟な演奏を
聴かされる側からしましたら、迷惑なことかも知れません。
ならば聴かなければいいし、プロの演奏をお聴きになればいいと思います。
ただし、プロのつまらない演奏録音は、世の中に溢れています。

リコーダーのCDも然り。
あ~よく指が回っていますね~。
あ~よく間違えないで吹けていますね~。
ところであなたは、この演奏で何を表現したいのですか~?
あなたはこの音楽に心を動かされたのですか~?
あなたは音楽が好きですか~?


アマチュアの音楽家の演奏を聴いていて感じることがあります。
これは○○さんの演奏に相当感化されている・・・。
それは悪いことでもなんでもないと思うのですが、
例えばバロック音楽のような場合は特に、お作法とかを知らないと
「ここは間違った演奏をしている」なんてことを感じられるでしょう。
でも私が思うのは、
「作法は知っていなければならない。でも作法通りである必要は何もない。」
ということです。作曲家は作法に基づいた楽譜を売っているのではなく、
自らの手を離れた、ただの楽譜を売っていると思うのです。
こう演奏してもらいたい・・・はあるでしょうが、楽譜となった時点で、
特にバロックのような情緒記号も何もないような楽譜は、
音の並びから演奏者が自由に感動してそれを表現してもいいように思います。

アマチュアとはいえないような素晴しい演奏をされる方の音楽を聴いて、
逆につまらないと思うことがままあります。それはプロの真似のような演奏です。
その演奏家がそこには見えないと感じるときです。

作法もわきまえて、往時を忠実に再現して・・・という演奏方法が
自らの知的欲求を満たす全てのように思われているとすれば残念です。
なぜなら、対象は音楽なのですから。

作法を忠実に守った演奏が素晴しいのであれば、
グールドもストコフスキーも、もっというなら、
ちょうどシンフォニーの記事のところで書いていますので
1970年以前の指揮者によるコテコテの演奏なんて
許されない存在だったかもしれません。(^_^;)

お粗末。


使用楽器

  アルト      メック        黒檀製
  テノール     ゼンオン       桜製
  バス       メック        楓製
  グレートバス   キュング       楓製
  コントラバス   キュング       楓製




"""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""



Papalinの一風変わった音楽を応援して下さる方、
このボタンをポチッと押して↓下さると嬉しいです。 m(__)m

にほんブログ村 音楽ブログ 楽器・音楽機材へ EYE2U

 

この記事へのコメント

nyankome
2008年07月20日 00:42
私はこの第4楽章の変奏は嫌いではないです。ただ仰るようにフィナーレとしてはちょっと物足りないかも。もっと堂々とした凱旋風の行進曲にしてくれたらよかったかも。

Papalinさんの仰りたいことはよく分かります。技術的に完璧な演奏(そんなのあるのかなぁ?)とひとの心を動かす演奏は違うと思います。一番大切なのは後者で、技術的に完璧な演奏のためにそれを犠牲にするのは、特にプロでない場合は間違いではないのか、と思います。両方できるのがプロなのでしょうね。
Papalin
2008年07月20日 13:18
◆◆ 堂々とした凱旋風の行進曲に・・・

nyankomeさん、ありがとうございます。
原曲は僕も大好きです。だから、このピアノ譜がさっぱりしすぎて物足りませんでした。

> 完璧な演奏(そんなのあるのかなぁ?)と
> ひとの心を動かす演奏は違うと・・・

ありがとうございます。
僕の場合、人の心を動かせるかどうかはわかりませんが、少なくとも自分の心は演奏中は感じて動いていたい---感動していたい---と思います。自分には嘘はつけませんね。

両方兼ね備えているのが、プロのヒエラルキーの中の頂点にいるプロなんでしょうね。