《本のレビュー》 『女性の品格』 坂東眞理子 著

画像
いい本ですね。
とっても気に入りました。

友人の奥さまが読まれていたり、
友人ご自身が読まれていたり、
そして僕も「国家の品格」を読んで、
続けて読んでみようと思いました。

この本も、文句なしに良いです。
坂東さんご自身の品格が如実に表われています。
本のタイトルから「これは二番煎じでは?」とか、
「男が買うのはちょっと抵抗があるな。」とか、
そういうやましい思いがあったのは事実ですが、
そんな自分が恥ずかしいです。この本を読んでみて、この本の本当のタイトルは「人としての品格」だと思いました。

要旨ではないけど、感銘を受けた部分を。


「秘すれば花」 から

 不完全で、欠点の多い自分をありのままに告白して、あるがままに認めてもらおうというのは、とても不遜極まりない態度です。できるだけそうした自分を見せないで少しでもいいところを見せるように努力することが、人間の品格を高めるのです。おそらくどんな立派な人でも成功した人でも、一皮剥くと、弱い部分、情けない部分、どろどろした部分があるでしょう。そうした弱点があるのは人間だから、当然だと居直るのではなく、いかにして表に出さないように努力するかが重要なのです。
 逆にそういう努力はしんどい、めんどうくさい、私にはできないと諦めてしまうと、品格のない人間になってしまいます。



「怒りをすぐに顔に出さない」 から

 「あっ、今自分は怒っている、腹を立てている」と自分をそばにいる人のように観察することです。自分を客観視するというのでしょうか、醜い顔をしていないか、言わずもがなのことを怒りにまかせて言っていないか、鏡を見る気になると気持ちが変わります。感情におぼれて怒っている顔はけっして魅力的ではありません。
 本当に怒るべきとき、言うべきときならもちろん怒りましょう。しかしそうした本当の怒りは、感情に任せて爆発させるより、時間をかけて、冷静に、いつ、どこで、どう表現したら一番効果があるのか、考えてから怒りましょう。そうした怒りが相手にとっては実は一番恐ろしいのです。


私はこうして生きて来られた坂東眞理子さんを尊敬します。くどいようですが、男も読むべき本です。女性ならではの苦労を知ることもできますし、そして何より人としての品格を意識して、品格ある人生を実際におくられている方がいらっしゃることも知る必要があります。そうして改めて自分を取り巻く人々を見回してみますと、身近にもそういう方がいらっしゃることに気づきます。気づいたときに、その方の大きさを以前より増して知るところとなるのですね。自分もそうなりたい、そう行動したいとは思っているのですが・・・、なかなかです。(^_^;)

この本が2007年のベストセラーで、読んでいらっしゃる方が大勢いらっしゃるということは、なんだかちょっぴり嬉しい気持ちになりました。

最後に、筆者も本の中で引用している言葉ではありますが、僕自身が忘れないように、書き留めておきたいと思います。『親の品格』も読んでみようかなぁ・・・。


「グラス半分のワイン」 から

    神よ、
    私に変えるべきものを変える勇気と、
    変えられぬものを受け入れる寛容さと、
    変えられるものか、変えられぬものかを見分ける知恵を与えたまえ



画像









女性の品格』 ・・・ BookOffだと350円くらいです。



"""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""


Papalinの一風変わった田舎暮らしを応援して下さる方、
このボタンをポチッと押して↓下さると嬉しいです。 m(__)m

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 田舎暮らしへ

 

この記事へのコメント

2007年12月29日 07:11
おはようございます。

「人としての品格」は、男性、女性に関係ないのでしょうね。
人としての品格を磨きたいと思います。
「グラス半分のワイン」、かつて私が参加した12ステップの終会の祈りの中にありました。
私にとっても、力と導きを与えてくれる大切な言葉であり祈りです。
Papalin
2007年12月29日 07:50
◆◆ 大切な言葉であり祈りです・・・

グラス半分のワインとはよく言ったものです。私は飲み干すか注ぎ足すかをすぐに考えてしまいます。悪い癖です。
グラス半分のワインねぇ・・・。
 
本文には書きませんでしたが、筆者と同じような考えで若い頃を過ごしてきた私にとっては、いまこの本を読むと、共感できるところが沢山ありました。いい本でした。(^-^ )
 
2007年12月29日 11:06
papalinさん、aostaさんこんにちは。
「秘すれば花から」…思えば母の生き方もそんな風でした。ここでは詳しく話せる勇気が私にはまだありませんが祖母も、母も親子二人で、
『胸をはって生きていた』人達でした。
そんな祖母と母を真似て、私も胸をはって歩いてゆこうと思っています。
 私も読みます!
2007年12月29日 21:20
◆◆ 『胸をはって生きていた』人達・・・

ちょろえ♪ちゃん、ありがとうございます。
すごいなぁ。僕にはできないよ。
それって、本当にすごいことだよ。

お正月、またラジオに出させて戴きます。
宜しく! (^-^ )
 
2007年12月30日 23:01
Papalinさん♪
ご無沙汰してまーす。
もう随分前に母からもらって読みました。
参考になりことがたくさん書いてますね。
この本の中にバイキングでガツガツ食べるのは
いただけませんってありました。
私ガツガツ必死で食べてます。(笑)
来年は上品な品格を身に付けたいです。♪
Papalin
2007年12月31日 08:12
◆◆ 私ガツガツ必死で食べてます。

ソナチネさん、ありがとうございます。
そうそう。私もつい今月、飲み放題の忘年会で飲み放題プランだったので、ジョッキで黒ビールを7杯くらい飲みました。普段は発泡酒なので美味しく感じたこともあるのですが、「元をとらなきゃ」という意識がものすごく働いていました。翌日は案の定、二日酔いでした。(^_^;)
 
ちょびママ
2007年12月31日 11:55
あぁぁ、欠点を口にしたり丸出しにして人さまに分かってもらおう、甘えちゃおうとする私にはかな~り耳にいたい言葉でありんす。
品格。。。そもそも私にあるんだろうか???
答えはナッシングざんす。
最近は怒るより諦める事の方が多くなっちゃったし。
自分の殻からまだ脱皮できないもんなぁ
ヘビが、いつかは足が生えてくると信じて命がけの脱皮を繰り返すって話がいつも心に残ってて、私が脱皮できないのは欲しいもの、なりたいもの、やりたい事がないからじゃないか、と秘かに憂いております。
私が品格と向き合えるのは脱皮してからかな~
その折はバイブルにさせて頂こう。
年の瀬にいい宿題をもらったような気がします。
あ、ストライキじゃないですからね~(笑)
今年も何かとご心配をかけてしまいお世話になりました。
来年は一皮むきたいと思ってますので何とぞよろしくお願いします。
ではではよいお年を!
2007年12月31日 12:51
Papalinさん、ごぶさたしておりました。
(いや、毎日のようにコソ見はしてるのですよ)
昨年は思わぬ交流ができまして、ブログの縁の不思議さを思いました。ひとの縁って、会う回数だけじゃないですよね。
Papalinさんにとって、2007年は転機の年だったのではないですか? その転機の年にお会いでき、言葉をかわせたこと、私にとっても意味ある出会いでした。盃だけじゃなくて、今度は音を合わしてみましょうね♪


「女性の品格」も「国家の品格」も未読ですが、↑に書かれていること、なるほど、共感です。ひと昔前の日本の女性がこんな感じじゃなかったっけ? 日本女性はそういった品格を忘れ捨ててしまった、ってことですか・・・。肝に銘じます。
さて、それでは忘年会の準備にかかります。よいお年を!
duft
2007年12月31日 15:03
立原正秋「秘すれば花」
一時、父が夢中になっていた本なので懐かしいです。当時、立原正秋が近所に住んでいてこの作家のお気に入りの八百屋の枝豆が特別美味しくてよく買いに行かされました。そして私はまだ10代なのにお酒が飲めたのでよく父やその友人たちのお酒の相手をしました。
そんな時とにかく父の話にひたすら耳を傾け。たわいもない酒飲み話の中に男の夢やロマンを聞き取る。男たちが大笑いしていても私は一緒に笑う事は許してもらえませんでした。ひとつふたつの質問が許され、その内容が的をえていると父はにっこり笑います。
私はその父の笑顔が大好きで父の心情に近づきたいと耳を澄ませたものでした。
「女性の品格」「人間の品格」などと、そんな大げさなものでもありませんが
父は「秘すれば花」の美学を娘である私にそっと教えていてくれたのかもしれません。

duft
2007年12月31日 15:06
つづき

そうは言っても理想と現実にはギャップがあります。感情を露にしなければやっていけないような人間の弱さも時には必要です。
父の理想どうりの女性に私が成長できたかどうかはやっぱりNOでしょう。
でもこのブログを読んだらもうめっきりお酒が弱くなった父の顔が重なってきっと今も変らない父の想いを思い起こさせられました。
立原正秋が亡くなったとき涙を拭いていた父を私は昨日のことのように覚えています。
父はまだ40代後半でした。



Papalin
2007年12月31日 21:23
◆◆ 怒るより諦める事の方が・・・

ちょびママさん、ありがとうございます。
まだまだ諦めるより怒ることの方が断然多い、品格が著しく欠如したPapalinでございます。(^_^;)

蛇ってそうなの?
何か一時の夢を信じてダイエットする若い女性に似てるね。
*o_ _)oバタッ

ちょびママさんのブログで、暮れの元気なご挨拶をコメントに書こうと思ったら、コメント厳禁モードになってたから、てっきりストライキ中かと思ってさ。きっと沢山届くコメントにお返事書ききれないからなんだろうね。納得。

来年も宜しくお願い致します。
この一年本当にありがとうございました。
<(_ _)>
 
Papalin
2007年12月31日 21:28
◆◆ 日本女性は・・・品格を忘れ捨てて・・・

ねこまっくさん、ありがとうございます。
筆者はそう言っているのかもしれないけど、僕は違うよ。僕が感じたのは、島国日本人に伝わる大事なDNAを再認識すべきではないかと思ったのさ。それは男女関係なし。昔は男も女も品格があったと思うから。そして、四の五の言わすに、みんなそれをわきまえていたってことだろうね。2冊とも勉強になった本です。

> 今度は音を合わしてみましょうね♪

是非是非。ねこまっくさんに教えを請いたいです。こちらから鞭と蝋燭を持参してもいいですよ。(嘘・・・恐い)

何はともあれ、お世話になりました。
来年また会しましょう。
 
Papalin
2007年12月31日 21:36
◆◆ たわいもない酒飲み話の中に・・・

duftさん、ありがとうございます。
私は、こういう話の中に、仕事とか家庭とかだけでない、人間そのものが見えるような気がします。藤原さんが国家の品格で書いていたように、役に立たないことをどれだけ知っているか、いや、自分のものとして咀嚼して生きているか、何を信条に、どうやって生きているか、そういう話が聞けるのは、残念ながら教会でも講習会でもなく、酒の席なんですね。そしてまた僕はそういう酒の席を大切に思うのです。宴会は・・・(^_^;)ですけれど、あれはまた違った意味で、本当のその人が見えて楽しいものです。

> その内容が的をえていると・・・

お父様は、そんな些細な会話を通して、duftさんの人間教育をなさったのでしょう。素晴しいことだと思います。
 
Papalin
2007年12月31日 21:40
◆◆ 感情を露にしなければ・・・

duftさん、ありがとうございます。
私には、人間関係ではとても出せないどろどろした行き場のない感情を、音にして表現する術があります。そして音にしたときは、むしろストレートに表したほうが美しくさえ聞こえます。下手に人生を達観したかのような、枯れた音楽の方が今の私には醜悪です。元々美も醜も含めて、感動を表したのが音楽だからかな。醜を表現できないと、美も表現できない。お姫様や王子様じゃぁつまらないですよ人生は。
 
duft
2008年01月01日 19:29
♪人間教育を・・・

どうだろうか?
教育というほどのものでもないのだろうけど。父は女性の理想を私に映し出していたかもしれません。髪を切ると怒られましたし、詩集を沢山買ってきてくれました。音楽をやるのは反対だったようです。
このブログを読んだらいろんなことを思い出しました。
duft
2008年01月01日 20:07
♪美も醜も含めて、感動を表したのが音楽だから・・・

音楽ができることの醍醐味でしょうか?
一言でかたずけられるものではない人の気持ち音楽の中にはみごとに集約されたものが隠されていたりします。
それに気がつくことができるのも、それを表現することができるのも、その人の人生経験によるのでしょう。
またそれを聴きとる力も感じる心も人の生き方に大きくかかわることのように思います。
そうですね。お姫様や王子様じゃつまらないです。人生も・・音楽も・・
Papalin
2008年01月07日 22:52
◆◆ いろんなことを思い出しました。

duftさん、ありがとうございます。
ブログがきっかけで・・・。
そんな展開が嬉しいのです。
 
Papalin
2008年01月07日 22:55
◆◆ 王子様じゃつまらないです。

duftさん、ありがとうございます。
王子様を演じるのにも疲れてきましたので、そろそろ道化師に転じようかと思っています。
(^_^;)
 
lavie
2008年01月08日 22:23
papalinさん、お帰りなさい。
【放浪】という響きが素敵ですね。
正月にお客を迎えるとか、実家に行かなくっちゃ とかがなく、その気ままな自由さが素敵です。ある意味、うらやましい。
青春、謳歌ですね。
私も置き読だったこの本を成田での待ち時間で読みました。成田発が13:45 福岡から成田に着いたのは、8:45 いろいろ手続きしても時間はたっぷり。
お陰でしっかり読むことができました。
そして、31日の紅白では、ゲストで出演された板東真理子さんにお目にかかれました。
さすがに気品のある方でした。
私は、「花の名前を知っている」という項目がうれしかったです。
日本人は昔から自然や花を愛でてきた。それは、昔からの絵画の対象を見ると分かります。
私も花には、少し興味があるので、そこはにっこり。
それから、基本的にバイキングは嫌いです。
たくさん食べるようになってしまうから。それに、熱いものは熱いうちに、冷たいものは冷たいタイミングで。席に運んできていただいて、ゆっくり食べる方が好きです。
2008年01月10日 23:17
◆◆ 気ままな自由さが素敵・・・

lavieさん、ありがとうございます。
何を言っても負け犬の遠吠えに聞こえるだろうから、本当は嫌なのですが、でも、何も制約されないというか、そういうの20年間なかったので、こういうことなのかと改めて感じています。制約があるのが当たり前の人生、制約を与えてくれる人がいてこそ人生、そんな声が聞こえてきそうです。(^_^;)

さてlavieさんはイタリアを旅して来られたのですね。Papalinにとってはヴェネツィアの幻のフェニーチェ劇場の写真を沢山プレゼントして戴きました。(⇒URL)

ありがとうございました。