◆IL DIVO◆ ヴェルディ / レクイエム

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Requiem (Verdi)
URL : http://papalin.yas.mu/W505/

  ◇公開日: 2007年11月3日
  ◇連続演奏時間: 6分9秒
  ◆録音日: 2007年11月 (46歳)
  ◆上記の英語の曲目名をクリック
    して、Papalinの音楽サイトから
    お聴き下さい。(視聴?・試聴?)



先日、オペラを観に行きました。椿姫でした。
プリマの声が、ミレッラ・フレーニというソプラノ歌手の声に似ていました。
ミレッラの旦那さんである、バス歌手のニコライ・ギャウロフを連想しました。
Papalinはギャウロフの声は、最高のバスバリトンだと思っています。
ギャウロフの歌を久しぶりにCDで聴きました。うっとり・・・。
その中に、ヴェルディのレクイエムのアリアが入っていました。
僕も歌いたくなってしまいました。


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【 ニコライ・ギャウロフ 右上はPapalin 】



楽譜はピアノ伴奏の合唱譜を持っていますが、
リコーダー譜はあるわけありません。
Finale Notepadで楽譜を書くことにしました。

リコーダーは、8フィートアンサンブルで5重奏に決めました。
Finale Notepadは、フリーソフトです。
素晴しいフリーソフトなのですが、
ちょっとマシなことをやろうと思うと、機能がついていません。例えば・・・

 1) 曲の途中で転調できない。
 2) 曲の途中で、ヘ音記号からハ音記号やト音記号に変えられない。
 3) 前打音が書けない。
 4) スコアからパート譜が生成されない。
 5) 長い休みをまとめて書けない。

おそらくこれらは、有償版では全て解決されているでしょう。
残念ながらNotepad(無償版)では、売り物の楽譜は書けません。
でも、だからといって○万円を出すのは惜しいよなぁ。
第一僕は殆ど楽譜を書かないので、宝の持ち腐れになりかねません。

ということで、仕方なく工夫しながら無償版を駆使することとなりました。
スコアを作っている時間は惜しいので、いきなりパート譜を作りました。
これって、結構難しいですね。
どのパートにどの音やどのメロディを持たせるか、目に見えないのです。
仕方ない、スコアは頭の中に置くことにしました。

こうして、とてつもない時間を掛けて、やっとこさギャウロフが歌っていた、
第8曲のバスのアリアの楽譜が完成しました。なんと、夜中の1時でした。
それから録音開始です。
何時間もかけて楽譜を作るのに、演奏&録音は2時に終了しました。
夜中の2時に、大声を張り上げて歌が歌える田舎って、いいでしょう? (^-^ )

さて、こうなりますと、このアリアの前の、テノールのアリアが欲しくなります。
歌いたくなりますではなくて、欲しくなるのです。お間違いのないよう・・・。
しかし2時。寝ました。

夢の中で譜読みをし(?)、朝から楽譜書き。またせっせこせっせこ。
こちらもバスのアリアと同じように、途中で転調するけど、
仕方ない、昨夜と同じ工夫で乗り切りましょう。

楽譜が出来ました。
リコーダーの演奏録音をしましたが、気持ちが焦っているせいか、
楽譜にミスが沢山。ペンで即席に直して次のパートの演奏録音へ・・・。

『よ~し完成だ! 一度歌ってみよう。』
『ぎょえ~、高いぞテノールの音は。』
『あれ、伴奏が・・・な・い。』

低音楽器のパート譜から作成して行ったのですが、高い音の楽器(と言っても
バス・リコーダー)に吹かせようと思っていた部分を、すっかり失念して楽譜を
作ってしまったのです。グッスン。

仕方ない、書き足そう。
そうしてやっと完成。また演奏録音しなおして、本当にやっとのことで、
オーケストラ部分が完成しました。

さて、テノールの歌です。
死にました。
あぁ、レクイエム。


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【 ヴェルディの肖像  右上はパパリン 】




使用楽器


    歌

       (1) テノール独唱    ジュゼッペ・ディ・ステテコ Papalin
       (2) バス独唱       ニコライ・ギャルスキ Papalin

    オーケストラ

       (3) テノール      ヤマハ     プラスティック製
       (4) バス        メック     木製
       (5) バス        メック     木製
       (6) グレートバス   ヤマハ     木製
       (7) コントラバス    ゼンオン    木製

       (8) 隠し玉の楽器を加えました。




 Ingemisco 我は嘆く

  Ingemisco tanquam reus,
    私は、とがあるものとして嘆く、
  Culpa rubet vultus meus,
    罪をはじて顔を赤らめる。
  Supplicanti parce, Deus.
    神よ、こい願う私をゆるし給え。
  Qui Mariam absolvisti,
    マグダラのマリアをゆるし、
  Et latronem exaudisti,
    善い盗賊の願いをきき給うた御者は、
  Mihi quoque spem dedisti.
    私にも希望を与え給うた。
  Preces meae non sunt dignae;
    私の祈りは、ききいれられる価値のないものではあるが、
  Sed tu bonus fac benigne,
    御慈悲なる御者よ、あわれみをもって、
  Ne perenni cremer igne.
    私を永遠の火に追いやり給うな。
  Inter oves locum praesta,
    羊の中に私を置き、
  Et ab haedis me sequestra,
    牡山羊から引きはなし、
  Statuen in parte dextra.
    御右に置き給え。


 Confutatis 判決を受けたる呪われし者は

  Confutatis maledictis,
    呪われし者を罰し、
  Flammis acribus addictis,
    はげしい火の中に落とし給うとき、
  Voca me cum benedicts
    私を選ばれた者の一人として招き給え。
  Oro supplex et acclinis,
    灰のようにくだかれた心をもって、
  Cor contritum quasi cinis:
    ひれ伏して願い奉る。
  Gere curam mei finis.
    私の終りの時をはからい給え。
 
  (以下は合唱部なので歌っていませんけれど・・・)

  Dies irae, dien illa
    ダヴィドとシビッラの予言のとおり、
  Solvet saeclum in favilla,
    この世が灰に帰すべきその日こそ、
  Teste David cum Sibylla.
    怒りの日である。

                       【対訳でなくて、すみません





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この記事へのコメント

beingreen
2007年11月04日 05:59
ヴェルディのレクイエム、名曲ですね~!
ギャウロフが出てこないと思って聴いていたら、ギャウロフが出てきてびっくり!太鼓が出てきて2度びっくり!オルガンのようにやさしく地に付いた伴奏も素敵でした。
2007年11月04日 14:33
ヴェルディのレクイエム、レクイエムというより、もアリアといってもいいくらい歌ってますね。
でも、好きです♪
祈るように、願うように、歌い出されるIngemisco。
バス・リコーダーの音色はbeingreenさんの仰るとおりまるでオルガンのように暖かいですね。
テノールとバスの16音符のリズムもぴったり。神の哀れみを請いながらも、光が天上から差してくるかのようです。
テノールからバスのConfutatisへと移るところも全く自然で無理がありません。一体どのように繋いでいらっしゃるのか、興味のあるところです。
そして太鼓!!
これがあるとないとでは印象が全く違ってきますね。
もしかして北御門さんの曲集で使われたあの太鼓ですよね?
2007年11月04日 14:35
Papalinさんのバス、モーツァルトの”Tuba mirum”以来のファンです。あの時は信じられないほどのロング・トーンでした。胸声のバス、良く膨らんで豊かに響いています。テノールとはまた違う魅力がありますね。
(もっとも、お一人でテノール、バスの両方を歌われる方が、他にいらっしゃるとも思えませんが・笑・・・)
2007年11月05日 14:45
とても大変な作業をして、この演奏が出来上がっているんですね。素晴らしいです。しかも、テノールとバスをお一人で、受け持つなんて。いいえ、全てをお一人ででした。
時々、びっくりするほどの美しく響きのあるお声が聞えて、(すみません。時々じゃなくて、常にでしたね。(^o^)楽しませていただきました。
Papalin
2007年11月05日 21:03
◆◆ 太鼓が出てきて・・・

beingreenさん、ありがとうございます。
早々と秘密の楽器がばれてしまいました。
あはは。(^_^;) でも、世の中広しといえども、ヴェルディのレクイエムに、おもちゃの太鼓を使ったのは僕ぐらいのものでしょうね。(笑)

ギャウロフに成りきって歌いました。そういえば、ギャウロフの髭とPapalinの髭、ちょっと形が似ているなぁ・・・なんて、ミーハーになりながらでした。
 
Papalin
2007年11月05日 21:28
◆◆ アリアといってもいいくらい・・・

aostaさん、ありがとうございます。
沢山の分析をして戴きました。本当に仔細までよく聴かれているのには驚きます。ありがとうございます。

そうです。本文にありますように、バスのアリア(と呼んでいいと思うのですが・・・)から先に歌いました。バスが朗々と歌う、まさにその音から録音しました。そして次は一つ前のテノールのアリア。このときに、バスのアリアに繋がるアチェレランド(段々速くなるところ)まで録音しました。あとは切った貼ったの世界です。上手に繋がりました。
(^-^ ) ニコッ
 
Papalin
2007年11月05日 21:31
◆◆ テノールとバスの16音符のリズム

aostaさん、続きです。
ご指摘の箇所は、実は32分音符で、弦楽器がトレモロ演奏をするところです。しかし、そのままリコーダーで32分音符を演奏しますと、レクイエムになりません。弦楽器のppのならいいんですけどね。ということで、仕方なく倍の長さである16分音符にしてみました。これでもまだちょっと煩いですね。(^_^;)
 
Papalin
2007年11月05日 21:35
◆◆ 北御門さんの曲集で使われたあの・・・

aostaさん、続きです。
そうです。あの太鼓(写真参照)です。全部録音し終わって、つなぎ合わせて聴いたときに、何か欠けるな・・・と思って閃きました。伊達にルネサンス舞曲・・・やってません。(o^<^)o クスッ

ぎこちない叩き方は、無理としたのではありません。ただ下手なだけです。(^_^;)
 
Papalin
2007年11月05日 21:39
◆◆ お一人でテノール、バスの両方を・・・

aostaさん、ありがとうございます。
涙ぐましいこの挑戦。涙がちょちょ切れそうですよね。確かに、リコーダーの一人何役はできますが、歌はしんどいですよ。

でも、僕は本当にテノールなのか、わからなくなってしまいました。低音が響かないから、間違いなくテノールの声だとは思うのですが、テノールも響かなくて・・・。

何だかね。(^_^;)
 
Papalin
2007年11月05日 22:30
◆◆ 時々、びっくりするほどの・・・

沙羅さん、ありがとうございます。
そうそう。(笑) 自分でもうっとり。

あのね。昔読んだ本でね。プロの麻雀士の話なんだけど、「プロはいかに負けないかを考える。アマチュアはいかに勝つかを考える。」って。

常に響き続けるプロって、やっぱりさすがですね。僕なんか、ちょっといいところがあるだけで喜んじゃいますもの。自分の歌には超甘いPapalinなのでした。