⑳開催日以外の訪問者 (オープンガーデン2006)

 重たいテーマを、一番最後にしちゃったんだ。頑張って書きます!

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■■■ テーマ: ⑳開催日以外の訪問者 ■■■

■心を鬼にして、入場お断わりします。やっぱりだめです。

 我が家のオープン・ガーデンはチャリティ開催のため、開催日当日は入場料を頂きます。ケーキと飲物をお出しします。

 時間帯によっては、お庭がとても混雑します。十分なご説明もできず、御もてなしも行き届かないでしょう。

 それでもお客様は不平も仰らずにお庭を見て下さり、絶対的に足りない椅子に腰掛けて束の間の休憩もとれず、ケーキと飲物も立って召し上がるということが珍しくありませんでした。ガーデンの広角の写真を撮れば、画面に必ず人が入ってしまいますし、耳を覆うような”小さな音楽会(Papalinの演奏)”も、否応なしに聴こえてしまいます。一言も私たちとお言葉も交わさずに、帰路につかれた方も大勢いらっしゃったことでしょう。ガーデナーとの情報交換は、オープン・ガーデンでのお楽しみの一つ、重要なことだと思っておりますので、心が痛みます。他県からのお客さま、大変なお時間をかけて来られたお客さまも、みな同じです。


 では、それ以外の日はどうでしょう。

 ガーデンには誰もいません。もし入って頂くとすれば、貸し切り状態です。もしかしたら、私たちが専属でご案内・ご説明となるかも知れません。写真は、どこを撮っても人が入らないガーデンの様子が撮れます。

 もし、オープン・ガーデンの日以降だとしたら、照準を合わせて整備してきたお庭の状態も最高のままです。

 もし、オープン・ガーデンの日より前の日だったら、例えるなら、ホーム・パーティに招待されたときに、お約束の時間よりかなり早く訪問することと同じだと思います。ご招待したお約束の時間まであと一時間というようなときの作業って、ものすごい剣幕ですよね。最大のパフォーマンスで臨みます。ホスト・ファミリーの女性は、最後の5分で衣装を着替えて、お化粧を整え、ということもよくあります。準備中のお庭とは、そんな現在進行形のお見苦しいものなのです。

 一方で、ケーキと飲物はお出しできませんから、チャリティの入場料は主催側としては頂き難いです。

 僕だったら、これは美味し過ぎます。もし味をしめてしまったら、翌年もオープン・ガーデンの当日には訪れないかも知れません。例えば、翌週末に訪問するなんて、最高に美味しいですよね。


■昨年のオープン・ガーデン後には、哀しい事件がありました。ウィークデイに、見知らぬ人たちがガーデンに入って見ていたのです。用事があって職場から帰宅したMamalinが家にいました。その見知らぬ方たちは、Mamalinが在宅中だったことを知らずに、「いいのよ、この家は普段は誰もいないから。」ですって!

 この事件には、私たちは大きなショックを受けました。母が他界して三ヶ月も経ってないことをご存知なのです。計画的な不法侵入ですよね。犯罪として立派に成立します。しかも人生経験豊富な年配の方たちでした。常識を疑いました。

 それから今年の春先には、冬の間から準備して丹精込めてMamalinが作った寄せ植えの鉢を二つ黙って持っていかれました。このことも、忘れることのできない大きなショックでした。

 一部の心ない方のために、私たちはこれからのオープン・ガーデンの開催について、中止も一時は考えました。それでも、毎年楽しみに来て下さるお客さまのことを考えて開いたのですが、薔薇の枝を折って持って行かれはしないだろうかなどと、疑心暗鬼の気持ちのある自分が心の狭い小さな人間に思えたりして...。本来は逆だと思うのですけれど。


■お客様のご都合はあります。2日連続でガーデンをオープンしてほしい、そうすればどちらかの日は行かれると思うから・・・というご要望もございます。でも準備が間に合わないのです。その可能性はかなり低くなります。

 何より、オープン・ガーデンの日にお越し頂いたお客様に対して失礼です。開催日以外にお越しの訪問者、申し訳ありませんが、このような理由で、入場をお断わりさせて頂きました。どうかご理解とご協力をお願い致します。


【写真】 HTローズ:エスプレッソ 2006年9月

この記事へのコメント

ちゃみちゃん
2006年09月26日 09:10
何だか悲しいですね。
いや、オープンガーデン以外の入場を断るということではなく、そこへいってしまわねばならない事件が・・・。

Pa;alinさんが疑心暗鬼になるのは当然です。ちっとも心が狭いなんて事はないです。

生垣から見えるあじさいや沈丁花、ふと、呼び鈴を押して、少し分けてもらえませんかと声をかけたくなることがあります。写真を撮ってもいいだろううかと悩むことも・・・。
それが普通だと思うのですが・・・。

そんな人たちばかりではありませんよ。だから忘れられないと思いますが、記憶の奥底に沈めて見てください。そしてどうしてもだめなら、どうぞうちへ来てその気持ちを吐き出して帰ってください。そしたら少しは気が楽になるでしょう。
私のブログは何でもありです。気になさらずどうぞ。

きっといい事がありますからね。
2006年09月26日 18:46
◆◆ 記憶の奥底に沈めて... ちゃみちゃんへ

 暖かい言葉の数々、染入ります。記憶の奥底に沈めて・・・そうです。そうしたいと思いました。ありがとう。

 いろいろあるもんですね。このブログで書いたのは、哀しいいろいろでした。でも、今晩のブログでは、思わずプッと笑っちゃうことも出てきますよ。これから書きますが。(笑)

 お楽しみに。
 そして感謝しています。  Papalin