②開催日の決定と雨天時の対応 (オープンガーデン2006)

 開催日の決定権は、私にあるようです。

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 ホームページ担当者の任務を越えたお仕事だと思うのですが、いつのまにかそういうことになっていました。権利があるということは、責任も発生するわけです。ちょっと荷が重過ぎますよね。


■■■ テーマ: ②開催日の決定と 雨天時の対応 ■■■


■結果的に、6月25日(日)を開催日と決定したのは正解だったようです。今週はピーカンなお天気の日があり、いきなり30℃を越えました。そのため、薔薇は一気に咲きましたが、一方で、一番花が終わりかけているものもあります。そして、週末のお天気は、雨の予報です。やっぱり庭巡りは、薄曇りの日、つまり6月25日のような日が一番です。薄曇りの日は、写真もとても優しく写るんです。プロもそういう日を選んで撮ります。

⇒ 私の家のような、個人の家だと、開催日決定は1ヶ月前で十分です。すぐ近くのバラクラ・イングリッシュ・ガーデンさんのようなところですと、英国から、薔薇の神様と呼ばれるピーター・ビールスさんを招いたり、国内ではバス・ツアーが企画されたりと、様々な要因から何ヶ月、いや一年前から開催期間(フラワー・ショウの期間)を決めなくてはいけません。ですので、必ずしもお庭が最高の見頃と一致するわけではありません。

 一昨年(2004年)の気候は平年並みでした。我が家から直線で10kmくらいのところ、標高もほぼ同じバラクラさんとは、過去4回のオープンガーデンのうち、2003、2004の2年間は、バラクラさんのショウの期間とたまたま同じになりました。でも昨年(2005年)は全国的に春の歩みが遅かったので、僕は当初予定から一週間遅らせて、2005年6月26日にオープンガーデンを行うことを決めました。これがドンピシャリ。我が家のお庭の花々が最も咲き乱れる時期となりました。一方のバラクラさんは、やはり一週間早かったようですね。ショウの間は入場料が2倍になるのに、薔薇が咲いていないのでは痛し痒しでしょう。

 今年(2006年)ですが、春の到来、春の歩みとも、記憶にないくらい遅れました。しかも全国的な傾向でした。僕の家では6月になっても桜が咲いていましたものね。感覚としては、平年の1~2週間遅れ。桜は3~4週間遅れでした。

 そこで、本当は7月2日(日)にオープンガーデン実施!としたいところでしたが、先に延ばすと、それだけ台風の影響の確率が増したり、一週間余計に雨が薔薇にあたることになります。然るに、若干薔薇の開花は遅れても、安全な6月25日(日)に開催としたわけです。


■僕の家の地植えの薔薇のピークは、6月下旬~7月上旬です。つまり梅雨の真っ只中なのです。薔薇にとって雨水は悪影響を及ぼします。多弁の花など、つぼみの状態で花弁同士がくっついて、開くことができません。当然病気も発生します。これは、標高の低い地域や南西の地域には必要のない心配事でしょう。そういう中で、4年とも、年に一日しかオープンしませんのに雨に降られたことがありません。とてもラッキーでした。

⇒ さて、雨が降ったらどうするのでしょう。今まで大して考えてもみませんでした。私達は一般家庭なので、順延はできません。今年のように、BISES誌に掲載され、遠いところからお越し下さった方が増えますと、一週間後に順延することなどできません。ですから雨天決行は仕方のないことだと考えています。

 雨模様になればお客様の数はぐっと減るでしょうし、小さなコンサートの開催も危ぶまれます。用意した冷たい飲物は全く出ないかもしれません。現に今週の雨の日は、日中でも気温が15℃に満たない、誰もが寒さを感じる日でしたから。逆にホット・ドリンクを要求されるかもしれませんね。十分推察できることです。

 天候によって準備内容を変更する余裕はありません。ですから、雨の日となってしまったら、運が悪かったと諦めるしかなさそうですね。


■今年はホームページで(正確にはブログで)初めて"雨天決行"と書きました。

⇒ これは大事な情報ですよね。特に遠くから来られる方にとっては気がかりなところです。地元のお客様が殆どだった第一回と比べますと、昨年・今年と、だんだん遠路からのお客様が増して参りました。ありがたくもあり、時間もお金もかけて来られて満足されたかどうか、より気になるようになりました。それは地元の方も同じですが。

 次回以降は、新聞その他のメディアでの開催案内でも、必ず"雨天決行"と入れるようにしたいと思います。

 それと、『今年のオープンガーデンはいつだろう?』と、我が家の前を訪れて様子を伺ってらっしゃる方が複数さまいらっしゃることもお聴きしました。そこで、次回以降は、門柱の側に開催日を告げるプレートを、決定次第掲げたらより良いかな・・・などと考えました。こうして4年連続で足を運んでくださっている方が何人もいらっしゃいました。嬉しいです。

 しつこいですが、考えるのは自由です。きちんと実施できるかどうかは別問題でございます。あれれ、最後は尻すぼみになってしまいましたね。(笑)


【写真】 ② 玄関上の屋根から、満開となった"ポールズ・ヒマラヤン・ムスク"と
      脇に添えられたウィーピング仕立ての"ドロシー・パーキンス"。

この記事へのコメント

aosta001
2006年06月30日 23:05
Papalinさん、こんばんは。
 
 オープンガーデンの開催日、決定までには本当に
人知れぬ、たくさんのご苦労がおありなのですね。
加えて今年は、ブログ本文にもありましたように、前代未聞の天候不順。誰に聞いても、何を見ても、薔薇の開花時期を予測することは不可能に思われました。車を運転していても、日替わりで暖房と冷房を入れなければならないような、いまだかつて経験したことのない「春」。 
 こうした条件の中での「25日雨天決行」は大英断だったと思います。
すべては、Papalinさん、Mamalinさんの緻密な状況判断と果敢な決断力の賜物だと思います。

それにしても・・・
 オープンガーデン当日、コールド・ドリンクしか用意はありませんでしたが、年配のお客様から「何か暖かい飲み物はないんですか?」と聞かれる事が数回。薄曇の「薔薇日和」とはいえ午後になって急に肌寒くなりましたね。
 来年はもっと天候の予測が難しくなるのでしょうか?何かがどこかでバランスを失っている・・・
そんな気がしてなりません。
dogachan
2006年07月01日 00:07
今、窓辺の外に雨音が聴こえます。

幼い頃は、嫌いだった雨と雪の日。
北陸の「どんより」した重い空気が
・・・嫌いだった。

・・・少しずつ大人になって、気付いた。
太陽が輝く日と雨(雪)の日は、どちらも
「大切」なんだということが。

太陽は「光の恵み」そして「希望」
雨の日は「うるおい」そして「やすらぎ」
この二つがあってこそ、僕らは「生きて」
・・・いや、「生かされて」いる。

どちらも大事。どちらも必要。

先週、はしゃぎ過ぎたからでしょうか
「祭りの後の寂しさ」が妙に・・・実感。
aosta001
2006年07月01日 01:17
dogachanさん、こんばんは。

 今夜はこちらでも雨が降っています。
静かな、すべてを包み込むような雨が、音もなく篠々と振り続いています。
太陽の恵み。雨の恵み。
 ひそやかな夜のしじまの中で、存分に葉を広げ、この恵みの雨に深呼吸している植物たちを想います。
耳を澄ませば、花や木々たちのさんざめく喜びの声が聴こえるやもしれませんね。
2006年07月04日 09:16
◆◆ 「25日雨天決行」は大英断... aostaさんへ

 おっしゃるとおりでした。
 7月2日、朝起きたときには眩いばかりの晴天で、あれれと思っていたのですが、10時過ぎからは雨。しかも冷たい雨。一時は土砂降りでした。あくまで結果的にですが、やはり6月25日開催は大正解でしたね。

 一方の薔薇ですが、地植えの薔薇は、7/2の方が咲いていた数が多く、まだ咲き続けると思いますが、コンテナ植えのものは、6/25の方が充実していました。どちらとも言えません。全部がいいときなんてありませんものね。それでも、ここは高地なので、割と一斉にお花たちが咲き乱れるのですよ。そういう意味では、東京なんかよりもいいかも知れません。
2006年07月04日 09:22
◆◆ 暖かい飲み物... aostaさんへ

 確かに。インスタント・コーヒーくらいは用意しましょうか。手がちょっと余計に掛かりますけれど...。
2006年07月04日 09:36
◆◆ 祭りの後の寂しさが妙に... dogachanへ

 そうですね。燃え尽き症候群というのがあるようですが、燃え尽きるとか、当たって砕けちゃってはいけません。明日への活力につながる程度に留めておかないといけないですね。今回の反省の一つでもあります。
2006年07月04日 09:39
◆◆ 太陽の恵み。雨の恵み。 aostaさんへ

 どちらもないと、生きていけないことはわかっているのですが、都合のいいように、25日は雨にはならないでくれとか、そろそろ雨が欲しいだとか。祈るのは自由。その通りにならないのが自然の摂理。一喜一憂です。(笑)