造りたい 庭

 我が家のお庭のコンセプト、そんなことを書きましょう。

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 私達、とくにMamalinが目指した庭、それは、"ローズ・ガーデン"ではないのだと思います。Mamalinが目指したのは、"イングリッシュ・ガーデン"ではないでしょうか。なんて三人称で言っていますが、彼女の胸の内を見たわけではないので、僕の想像に過ぎません。

画像 では、イングリッシュ・ガーデンとはなんぞや・・・ということですが、それは、色とりどりの、さまざまな植物達が同居していて、その中心をなすもの、数で言ったら宿根草、ボタニカル、ペレニアルであり、ポイントという意味で中心をなすものが薔薇...そしてそれらがボーダーによって美しく区分されているお庭 ・・・・・ 僕はそんな風に勝手に思っています。

 薔薇はイングリッシュ・ガーデンに欠かせない、最も重要なアイテムですが、むしろ、薔薇以外の植物をどう植えるかによって、センス溢れるイングリッシュ・ガーデンとなるか、そうとは言えないお庭になってしまうか。このことは非常に大きなことだと思うのです。

 ですから、我が家のお庭を見て頂いた方から、「素敵なイングリッシュガーデンですね」とか、「英国のお庭のようですね」のようにお褒め頂けると、少なくとも僕は非常に嬉しく思います。

画像 でも、ホームページもそうですが、「イングリッシュ・ガーデン・むとう」とするか、「ローズ・ガーデン・むとう」とするか、迷いました。結論から言うと、後者にしました。それは、その方が通りがいいと思われたからです。でも、途中から変えました。「イングリッシュ・ローズ・ガーデン・むとう」としました。曖昧な表現ですが、意図はやはりイングリッシュ・ガーデンを目指していることが伝わって、かつ、薔薇の溢れるお庭であることを、全部盛り込んじゃったわけです。

 更に曖昧にしているのは、イングリッシュ・ガーデンともとれるし、イングリッシュ・ローズのガーデンともとれる...このことは良い意味で、曖昧にしておきたい。なぜなら、両方とも正しいからです。もっとも、今のところはイングリッシュ・ローズはコンテナ植えが殆どで、今が盛りです。オープンガーデンの頃は、オールドローズが中心となることでしょうけれど。

 いずれにしても、とても英国のイングリッシュ・ガーデンには足元にも及びませんが、いい趣味、いいセンス、そういったものを磨きながら、我が家の庭も、その顔つきを変えていくのでしょうね。僕は、Mamalinから植栽の相談があったときに、殆ど反射的に、イメージ的に、僕の意見を伝えるだけの、口先ガーデナーなのですけれどね。(笑)


【写真1】 アプローチ(左がロックガーデン 右はレッドガーデン)
【写真2】 昨年は霜で一本が枯れてしまった キングサリ
【写真3】 アプローチ(右奥がロックガーデン 左下はハーベイシャス)

この記事へのコメント

てんこ
2006年06月14日 08:15
ともあれ、いい庭だー(^^)
これだけの花たちを維持管理するのは並たいていではありませぬぞ。Mamalinとむとさんの血と汗と涙の結晶だーっ。
クララ
2006年06月14日 19:37
こんな庭が好きです。
2006年06月14日 19:44
◆◆ 血と汗と涙の結晶だ... てんこさんへ

 汗は間違いなく入っています。ひょっとしたらMamalinの涙も入っているでしょう。霜にやられたときなど、涙を流して悲しんでいます。血は...入っていますね。こんなに綺麗な花なのに、鋭い棘が...。

 そうだ、一つ忘れていました。お酒もたっぷり入っています。(笑)
2006年06月14日 19:55
◆◆ こんな庭が好き... クララさんへ

 どうもありがとうございます。今読み返したら、随分生意気なことを書いてますね。ガーデニング嫌いの庭好きPapalinの言いたい放題です、反省。

 オープンガーデンに間に合うでしょうか、ちょっと微妙です。もしもの場合はクララさんのお庭から今日開花した3つの薔薇など、掘りあげて持ってきてくださいよ~。(笑)
aosta001
2006年06月14日 21:14
”ローズ・ガーデン”ではなく”イングリッシュ・ローズ・ガーデン”

このこだわりよくわかります。 
 去年初めて、とある知人から「素晴らしい、ローズ・ガーデンですよ。」とこちらのオープン・ガーデンのことを教えていただきました。
そのとき私の頭に浮かんだのは、ちょうど薔薇の種別サンプルのようにお行儀良く植えられたHTローズのお庭でした。
 その認識の段階では「ローズ・ガーデン むとう」に、あまり興味がなかった、と言うのが本音です。
ちょうどその頃、私はハーブが香る庭造りにも志半ばで挫折し、すっかり意気消沈していたのです。
そして出会ったのが「憧れのイングリッシュガーデン」という一冊の本。
この本によって私は始めてイングルッシュガーデンの魅力と素晴らしさを知らされました。
 もちろんキューガーデンをはじめ、St.ジェームズ・パーク、ハイド・パーク、ケンジントン・パークの素晴らしさを知ってはいたものの、それは「公園」であり「庭」であると言う認識はそれまでありませんでした。
 
aosta001
2006年06月14日 21:28
けれども、この本で初めてガートルード・ジーキルの名前を知り、ただ好きな花を植えるばかりでない、「ポリシーのある庭」の素晴らしさと、それと気づかれないように、しかし緻密に計算されて「芸術」の域にまで達したイングリッシュ・ガーデンの、息を呑むばかりの美しさに圧倒されてしまいました。
 しかも、そのすべてが自然と言う大きな懐に包まれ、時に簡単には言うことを聞こうとしない手強さ。あまりにも「偶然性」に左右されることの多いが故の魅力にすっかり魅せられていたからです。

それでも、イングリッシュ・ガーデンに薔薇はなくてはならないもの、どのように植えられていたとしても、薔薇そのものを知るには絶好の機会かも知れない、と思いなおして訪ねることにした「運命のオープン・ガーデン」!!
 
aosta001
2006年06月14日 21:29
ここで、私の思い込みは思いっきり裏切られました。そこに広がっていたのはサンプル標本の薔薇ではなく、生き生きとと呼吸し,伸びやかに枝を伸ばした薔薇たちの世界でした。
 花盛りの薔薇たちの間をつないでいたのは涼やかな青や紫のペレニアル、またまた銅葉やシルバーリーフのアクセント。私の苦手とする赤や黄色でさえも、この上なく魅力的なバランスで庭を彩っていました。
 以来、私は「ローズ・ガーデンむとう」の虜に・・・
気が付けばブログの虜でもある???
2006年06月14日 23:48
◆◆ イングリッシュガーデン... aostaさんへ

 おやおや、英国の素晴らしい公園(ガーデン)がズラッと並びましたね。ロンドンという大都会で、よくもまぁあんなに大きな公園(ガーデン)があるものだなと感心してしまいます。皇居は...入れませんよね。新宿御苑くらいかな、東京では。

 そうですか。僕も、ローズ・ガーデンというと、aostaさんと同じように、背丈が1mに満たないモダン・ローズが等間隔で植わっている、そう正に標本のような場所を思い浮かべます。それはガーデンと呼べるものなのでしょうかね。
2006年06月14日 23:56
◆◆ 思いなおして訪ねる... aostaさんへ

 へぇ、そんなドラマがあったのですね。
 僕は、届いたコメントを、頂いた順に読ませていただいて、お返事を書いているので、きっとこれは3部作のコメントの"中"ですね。思い直して...さて、どうなったのでしょう。次へ行きましょう!
2006年06月15日 00:02
◆◆ 魅力的なバランスで... aostaさんへ

 めでたし、めでたしのエンディングでよかったです。魅力的なバランスで・・・Mamalinは、計算してはいないでしょうけれど、この庭を造るのに、下絵を何回も何回も描いていました。

 我が家の庭は、多くは色で区切られています。ホワイト・ガーデンとか、イエロー・ガーデンのように。これらの庭で、その色の植物を植えるのは、高さと開花時期を考えればいいくらいでしょうが、問題は、脇役をどう配置するか、誰を持ってくるか...というところのようです。この辺りはセンスということになるのでしょうか。僕も一役かっていたりします。相談されたときだけですが。(笑)
2006年06月15日 00:04
◆◆ ブログの虜でも... aostaさんへ

 はい、大変ありがたく思っています。aostaさんのコメントがない日は、体調を崩されたのかなあと、心配したり。パソコンが壊れちゃったり、大変な時期もありましたよね。

 これからもご愛顧のほど、宜しくお願い致します。(敬礼)
aosta001
2006年06月15日 05:34
>下絵を何回も何回も描いていました。

これは「デザインしている」ってことではないのですか?
イメージデッサン、エスキースそのものではありませんか!

美術館の企画展などで、完成された作品の前座のように飾られていることの多いエスキース。
 私はこの想像力の初めてのの発露とも言うべきエスキースがとても好きです。
そこには、最終的に完成される作品への愛情と意志があります。Mamarinさんが何枚も書かれたという下絵、まだお手元に残っているのでしたら、ぜひ拝見させていただけませんか?
2006年06月15日 06:55
◆◆ デザインしている... aostaさんへ

 正にその通りでしょう。計算はしてなかったようですが。特に植物の背丈について。(笑)

 残っていますでしょうか...。

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