マムシ草

 散策の続きです。

 どうやら九輪草は、そんなに稀有な植物ではないようですね。Mamalinが言ってました。ヨーロッパやニュージーランドでも、ガーデニングの際のポイント・フラワーとして使っているとのこと...ひょっとしたら私もNZで出会っていたかもしれませんが、あまり興味がなかったのでしょうか、記憶にありません。やっぱりPapalinにとって九輪草は、Queen of the Sanyasoです。(笑)

 さて、三分一湧水からすぐ近く、以前クララ夫妻にご案内頂いたところを再訪してみました。草花は背丈を増し、木々は瑞々しく青く、時間の経過を感じました。いくつか僕にもわかる植物がありましたよ。わかるようになったのですから、たいしたものです。そいうことで、これはマムシグサ(蝮草)です。ひょうきんな姿形が目立つので、すぐにわかります。人によっては不気味な感じがするかもしれませんね。

画像


 ほぼ直立します。色が色なので、花という印象は薄いです。この名前は、茎に見える葉のさやがマムシの模様に似ていることからつけられました。花は雌雄異株ですが、その年の栄養状態によって性を変えるという、利発的な植物です。

画像 確かにマムシに見えますでしょう? そうしたら、なんと、帰路に出会ってしまったのです。僕が草を踏む音とは別のタイミングで「ガサッ」という音が。「なに?」と音の方向を見たら、何と何と、本物のマムシさんがいるではないですか。お~、これはシャッター・チャンスとばかり、カメラを持ったのですが、僕が彼に近づき過ぎました。彼は慌てて逃げていきました。ですので、この写真は彼の後姿?(写真上方が頭)の一部です。頭と尾は写っていません。でも、マムシの模様はわかりますでしょう? 恐くないかって? 何の、たいして・・・・・恐かったです。

【写真1】 マムシグサ(植物)
【写真2】 マムシ(動物)

この記事へのコメント

aosta001
2006年05月25日 09:15
おはようございます。

 昨日(?)は、ずいぶんいろんなところを探検なさったのですね。
それにしても、マムシ草はともかく、本物の「マムシ」に遭遇し、その上写真まで!
かまれなかったから、よかったようなものの、万が一のことを考えればぞっといたします。
ウィーク・デイの昼日中、そんな山の中で倒れていても誰も気がついてくれませんよ。

一匹いたと言うことは、ほかにも何匹か生息しているわけですね。
山歩き、万全を期して楽しみたいものです。
aosta001
2006年05月25日 09:31
毎朝、犬の散歩をする雑木林でも、この花をたくさんみかけますよ。
 しばらく前のブログで、Mamalinさんもこのマムシ草について書いていらっしゃいましたね。
イギリスあたりでは、「園芸植物」として、庭園に
植えられているとか・・・
 確かにオブジェとして見れば、おもしろい形、色合いだとは思いますが、苦い思い出のある私としては、「ごめんくださいませ」の代表格です。

この雑木林の一部は、去年、たくさんの樹が伐採され、宅地として造成が進んでいます。
日当たりがかわると、待っていましたとばかり、それまで見かけなかった植物が繁茂してきたのには、驚かされます。
 長い長い時間、日陰の落ち葉の下で「自分の時」がくることをひたすら待ち続けていたかのようです。
2006年05月26日 07:08
◆◆ 誰も気がついてくれません... aostaさん

 神はご存知です。
 マムシ草とマムシが一緒に見られるとは思っていなかったのでつい...。クララさん、あそこはマムシが出ます。ご存知ですか? クララさんにお知らせしたくて書きましたよ。
2006年05月26日 07:13
◆◆ 見かけなかった植物が... aostaさんへ

 日がそんなにあたらなかったところが、木々が伐採されて明るくなると登場するのは、外来の植物のような気がします。そう思われたことはないですか? 日本がだんだん日本でなくなっていくようで...。
クララ
2006年05月26日 07:31
>クララさんに・・・
昨日、歩いて来たところです。マムシ?(゜ロ)ギョェ
高原道路より上の並木上林道を歩いている時、崖に大きな蛇がいました。
八ヶ岳歩こう会24名に愛知、町田からのゲスト3名を加え我が家の散歩道をご案内しました。〈27000歩・13km〉
Papalin&Mamalinさん、aostaさん、紅葉の季節にご案内しますよ。〈半分のコースにしてあげますね〉
昨日はお天気に恵まれ富士山、秩父連山、南アルプス、勿論八ヶ岳の峰峰すべてが美しく、皆喜んでくれました。
2006年05月26日 18:54
◆◆ 紅葉の季節にご案内... クララさんへ

 とてもいい響です。是非ご一緒させて下さい。秋色に染まる広葉樹林もきれいでしょうね。草や花も実をつける時期。楽しみにしています。

 ツアーリーダー役、お疲れ様でした。クララさんの説明は的をついていて、要領よく、参加された方々も、とても頼りになったのではないでしょうか。

 マムシ...フィクションではありませんよ。例の赤い車を止めたところから100mも行かないところでの出来事でした。ご連絡まで。
aosta001
2006年05月26日 23:48
こちらに引っ越してきてから、とこどきお目にかかるのが「ヤマカガシ」です。
 ワンちゃんの散歩の途中、なにやら道路に紐のようなものが・・・と思っていると、それがヤマカガシ(多分)。
蛇って、足もないのに、本当にすばやく移動するので驚きます。シュシュシュシュ、って左右に蛇行しながら進むその速さにはびっくりいたします。
 季節によっては、形のまんまの「ヌケガラ」が落ちていることもあります、
なんだかカラスが騒がしいな、と思っているとこのヤマカガシを数羽のカラスがよってたかって狙っていることも。
aosta001
2006年05月27日 00:07
 私のお友達で、ミツバチを飼っている人から伺ったお話です。
庭先にいくつか、からの巣箱を積んでおいたところ、その中のひとつに小鳥さんが巣を作り、産卵して、ヒナが孵ったのだそうです。
親鳥たちは、毎日、毎日「腰がぬけるほど」一生懸命にヒナに餌を運んで必死の子育て。
ヒナも順調に育ってきたある日、巣別れして飛んできた日本ミツバチの一団が、こともあろうにこの巣箱に入り込んで、巣を作り始めたのです。
親鳥は、何とか子供のいる巣箱の中に入ろうと、気も狂わんばかりに飛び回るのですが、どうにもなりません。
 見ているほうも辛くて、何とかヒナを救出しようと試みたものの、いずれも失敗。
 
 結果は・・・・
辛くて、哀しくてとても書けません。
「でも、これが現実なのよ。自然って残酷なの。」
いつも朗らかに笑っている彼女の目が潤んでいました。

2006年05月27日 05:32
◆◆ ヤマカガシ... aostaさんへ

 この辺りに住む蛇の名前ですね。ご存知でしょうけれど、マムシとか青大将とかは、噛まれた場合に血清で対応できますが、このヤマカガシにガブリと噛まれたら、もし奥歯から出る毒液が人間の体内に入ると、血清がないのですって。厳重に注意されたしです。ここはひとつカラスの応援を致しましょう。
2006年05月27日 05:36
◆◆ 自然って残酷なの... aostaさんへ

 それが自然でもあります。キイロスズメバチに刺されたのも、そうとは知らずに近づいて威嚇してしまったためです。刺されるのが自然です。

 それで思い出したのが、ちゃみちゃんのブログ。大学入試のお話のブログ。無記名の答案を「可哀想だから」といって、すべて救済してしまったという大学入試センターの行為。あれは自然ではありません。無記名は、その時点で0点です。それが自然です。
aosta001
2006年05月27日 06:51
おはようございます。

 ヤマカガシ、毒があるのですか?
知りませんでした!! 
毒があるのは、マムシだけだとばかり思っておりました。わんちゃんと一緒に、雑木林の中をぼんやり散歩するのが好きなのですが、気をつけなくてはなりませんね。

 雑木林、小梨、ズミ、山桜の花が冷たい雨の中でち散っていました。
この週末も雨でしょうか?
2006年05月27日 07:23
◆◆ 毒があるのですか... aostaさんへ

 毒があるという点では、マムシもヤマカガシも同じです。しかし、マムシは血清があるので、手当てができるのですが、ヤマカガシはそれがないのです。ですから、奥深くガブッとやられると大変です。お散歩で運悪く出くわしたなら、さよなら~と言って、後ずさりするのが賢明です。
a0sta001
2006年05月27日 08:16
もう何年か前のことです。
 庭先で、小鳥が尋常でない声で鳴いていました。バタバタとせわしない羽音がしきりにしています。
何事かと外に出てみると、一羽のヒナが我が家の庭木の枝先に、必死にしがみついています。
まだ、十分に成長していない、この辺りでは「立ちっこ」と言う状態の小さなヒナでした。
 何が原因だったのか、巣から落ちてしまったのでしょう。親鳥たちは、さかんに鳴き交わしながらヒナの周りを飛び交っています。
でも、どうしたら・・・
 ふと思いついてそのヒナに手を伸ばしました。
もしかしたら、私が巣に戻してあげられるかも、と思ったのです。おびえているその子を、そぉっと手のひらで包むと、小さな、しかし激しい鼓動が伝わってきました。
さてどうしたものかと、思案した挙句、なんとか巣の近くの枝まで、戻してあげることはできたのですが・・・
 遠巻きに、その様子を見ていたはずの親鳥は、それっきり戻ってきませんでした。
いつまでも、親を呼んでいるヒナの声を聞きながら自分のしたことの思いがけない結果に、胸がかきむしられるようでした。
 

aosta001
2006年05月27日 08:17
「かわいそう。」という思いがしでかしたこと。それは自然に反したことだったのですね。
人間が介入したことで、親鳥は警戒しわが子をあきらめたのでしょう。あのままにしておきさえすれば、あの子は死なずにすんだかもしれません。

いまでも、あのときの手のひらのぬくもりを忘れることができません。
2006年05月27日 12:19
◆◆ 尋常でない声で... aostaさんへ

 小鳥の親は、たとえ雛の声が聞こえても、他の生き物が触ったらもう諦めちゃうの?
2006年05月27日 12:23
◆◆ 手のひらのぬくもり... aostaさんへ

 それが自然の掟なのですね。薄情でも何でもなくて、そういうものなのですね。
 何かを優遇扱いすると、自然界のバランスが崩れます。動物も、植物も。

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