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zoom RSS 【スタジオ・パパリン メルマガ Vol.47 2018/7月号】

<<   作成日時 : 2018/07/07 11:37   >>

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スタジオ・パパリン [CD・楽譜]  [武藤哲也 リコーダー&オカリナ教室]


2014年11月から始まったスタジオ・パパリン・ショップのメルマガ。
ショップのお客様だけでなく、皆さまにもご紹介したいと思いましてこちらにも掲載致します。

画像こんにちは。雨、心配です…。

先日、8月5日のコンサートのリハーサルをして参りました。生誕333年の3人の巨匠の音楽と題してお贈りする今年の第2部。J.S.バッハ、D.スカルラッティ、そしてG.F.ヘンデルのそれぞれの個性をリコーダーとヴァージナルの演奏で聴き比べて戴く選曲です。

毎年、通奏低音をお願いしている野神佐和子さんとの共演です。どうぞお楽しみに。

さてその中で、ヘンデルはヘ長調のリコーダーソナタ(HWV369)を演奏しますが、その第1楽章。リハーサルで私が使ったBärenreiter版の楽譜にはGraveと書かれており、野上さんが通奏低音を弾かれる際に使用したF.Chrysander版の楽譜にはLarghettoと書かれています。私のこの曲に対する印象はLarghetto。それは野上さんも同じ。ではなぜ由緒正しいBärenreiter版はGraveなのか? 宿題を抱えて帰宅することとなりました。

調べてみました。Fitzwilliam Museum所蔵のヘンデルの手稿譜にはなんとGraveと書かれています。これにはちょっと、いやかなり驚きました。ところがロンドンのJohn Walshによる初版も、その後に出版された数々の楽譜もみなLarghettoに替わっています。それが何故なのかは調べてもわかりませんでした。

私はレッスンでは常日頃、@曲のタイトル、A作曲者や年代や地域、B速度標語や発想標語の3つをまず見るように。そしてそこからありったけの想像力を働かせて曲のイメージを持ってくださいと申しております。慣れ親しんだ自分の演奏曲では情けないことに迂闊でした(リハーサルの際に、これはおかしいなとは思いましたが)。GraveとLarghettoでは、意味が180度異なります。前者は足を引きずるような重々しい音楽、後者は遅すぎずむしろ軽やかな音楽です。ヘンデルが使い方を間違うはずはない…。

そこで私は、このようになった経緯をあれこれ勝手に想像するわけです。そしてその想像と調査と、最終的な演奏方針の決定は、恐らく本番当日まで続きます。(*^_^*)


スタジオ・パパリン Studio-Papalin
武藤哲也 (山の音楽家 Papalin)
http://studio-papalin.com/


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