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zoom RSS ◆IL DIVO◆ シューベルト / 菩提樹 ほか

<<   作成日時 : 2010/12/18 19:08   >>

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≪生演奏を公開しています≫

画像
F. Schubert (1797-1828) works
URL : http://papalin.yas.mu/W225/#M007

  ◇公開日: 2010年12月18日
  ◇連続演奏時間: 17分45秒
  ◆録音日: 2010年12月 (49歳)
   上のアルファベットの曲目名を
    クリックして、Papalinの音楽サイト
    からお聴き下さい。(視聴?・試聴?)



シューベルトを後回しにしていたのは
ちゃんと、それなりの理由があります。

シューベルトの音楽ではリコーダーが苦手な
デュナーミクを避けて通れないからです。

だって、マーラーは一番最初にやったじゃない?
はい、その通りです。

マーラーは、楽譜を見たときに、直感で楽しそうだと思い、それでも後期ロマン派の音楽だぞと、心して取り掛かったのですが、Bein' Greenさんがアレンジされていた曲はいずれも、そうデュナーミクを意識しなくとも充分に楽しめる曲でした。そう、そういう点でも、マーラーのこうした音楽は、ルネサンス音楽やバロック音楽に通じるところがあるのかなぁと感じました。


さて、シューベルトです。

菩提樹から始めて5曲を演奏してみましたが、心身ともに、ものすごく疲れました。
私が死守しようとしている80点以上のハーモニーを実現することは、これらの曲では容易いことではありませんでした。ですから、疲れたのしょう。首・背中・腰・目・脳・・・。


リコーダー愛好家の拘わりところをちょっとだけ。

「孤独な男」の伴奏。実はこうした曲がもっとも苦手なのです。p、pp、pppの連続。これだと息が余ってしまうんですよ。だんだん意識が遠くなってくるのが実感できます。でも、それはここで言おうとしていることではありません。拘わりというのを最も端的に示すことのできるところが、終わり前の一小節です。楽譜をご覧いただきたいのですが、3つの伴奏パートが、同じ音でクレシェンドし、すぐさまディミニュエンドに入って、最終小説の終音に突入します。こういうところを決められると、リコーダー吹きは悦に入るのですね。同じ音なのに、運指は3種類。もっとも神経を使うところです。

私ですか? まだまだです。



楽譜はBein' Greenさんから拝借しました。


曲目

    1  菩提樹   (歌曲集「冬の旅」より)
    2  道標     (歌曲集「冬の旅」より)
    3  孤独な男
    4  夕映えに
    5  十字軍
    6  漁師の娘 (歌曲集「白鳥の歌」より)
    7  鳩の使い (歌曲集「白鳥の歌」より)
    8  夜と夢       【原調(ロ長調)版】
    9  夜と夢       【移調(ニ長調)版】
   10  君は我が憩い




使用楽器

    ソプラノ      モーレンハウエル(グラナディラ)
    アルト       メック(オリーブ)
    テナー       全音(チェリー)
    バス        ヤマハ(メイプル)
    グレートバス   キュング(メイプル)
    コントラバス   キュング(メイプル)




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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
20代から30代まで、本当によくシューベルトを愛聴しました。
孤独な男はそのなかでも大好きな曲です。歌とベースの二重唱が浮き上がって
とても素敵な演奏だと思います。刻み、お疲れさまでした。
でも、こういう刻みってヴィヴァルディほどではないですが結構癖になりますよね。

でもこうして聴いてみると、編曲としてはマーラーのほうが成功しているかもしれません。
やっぱり伴奏がどうしても単調な音系が続いてしまいますよね。辛くなかったですか?

こうして並べてみると選曲に自分の音楽的趣味が明らかに現れていて
なんだか恥ずかしいような嬉しいようなです。
beingreen
2010/12/21 22:38
◆◆ 歌とベースの二重唱が浮き上がって

beingreenさん、ありがとうございます。
この曲は色んな意味で難しかったです。
私の場合、個々のパートを録音してミックスダウンの時に夫々の音量を調節するということが可能です。可能なのですが、やはり臨場感というのがありますので、極端な操作はできませんし、第一、そうして音量を下げた音と、元々pで演奏した音の音色が違うことは、リコーダーを演奏される方なら気づきますよね。ですので、そうした機械的な調整はほぼしないと言っていいでしょう。

となりますと、やはり"刻み"をpやppで演奏することは大変になるわけです。何が大変かというと、ブレス・コントロールです。息が余って、それをどう処理すべきか困ってしまうのです。酸欠でもなく、酸素過多でもなく、気が遠くなってしまいます。これをリアルのコンサートで行なうには、ある程度刻みで息を使うしかないかなぁなんて思いながらの演奏でした。
 
Papalin
2010/12/22 03:44
◆◆ 20代から30代まで、本当によくシューベルトを愛聴しました。

beingreenさん、続きです。

シューベルトの「冬の旅」は、いつか歌ってやろうと、
楽譜だけは用意してあります。いつになることやら。(^_^;)

シューベルトとシューマンのリートに興味を抱くようになったのは、ほんのここ数年です。自分で歌ってみたいと思うようになりました。手始めにシューマンの「詩人の恋」が完成したのは嬉しく思っています。過去の偉大な歌手たちの歌を聴いてしまいますと、自分では歌えなくなりますので、あるときから意識的にそうしたCDを聴かないできました。今後も"井の中の蛙"路線でいきます。(^_^;)
 
Papalin
2010/12/22 03:48
◆◆ 選曲に自分の音楽的趣味が明らかに現れていて

beingreenさん、それがアマチュア音楽愛好家の特権です!
職業音楽家の殆どは、それができないでいますからね。(^-^ )

beingreenさんのアレンジの面白さは、"普通ではないところ"、おっとこれは間違った言葉だな、"単純ではないところ"です。賛美歌のアレンジも然りです。それはきっとご本人も意識されていて、そのことも一つのプレッシャーになっているのではと思ったりします。

> 辛くなかったですか?

不思議なもので、私の場合、上記のようなブレス・コントロール面の辛さはありましたが、単調な音が連続することは辛くありません。きっとその理由は、そうして出来上がるアンサンブル全体の響きが楽しみだからです。マーラーは確かにいいですね。でも、シューベルトも捨てがたいですよ。

「夜と夢」のtake2、一発録音です。しかも、最後に旋律パートを入れて、録音機を回し始めてからの、思いついたような即興です。シューベルトからは遠のいた演奏ですけれどね・・・。(^_^;)
 
Papalin
2010/12/22 03:51
「夜と夢」のtake2の即興、非常に良かったですよ!シューベルトの音楽でもこんなことができるのかという驚きがありました。
刻みがリズミカル過ぎるかなとも思いましたが、シンコペーションのバスがうまい具合にはまって意図した効果が出ていました。
beingreen
2010/12/22 20:14
◆◆ シューベルトの音楽でもこんなことができるのか

beingreenさん、ありがとうございます。
「夜と夢」のtake2は、私自身も驚きました。古典派だとかロマン派の走りだとか、そういうことを一切考えずに、音符だけ追っていましたら、自然とそうなってしまったんです。リコーダー病でしょうか。

beingreenさんのシューベルトのアレンジは、というより、シューベルトの元の音楽がそうなんでしょうけれど、刻みは本当に大変です。みなさん、どうやってブレスするのでしょう。私は息が余って仕方ないです。(^_^;)
 
PS: マリーニのパッサカリアと、モーツァルトの弦楽四重奏曲、楽しく演奏できました。ありがとうございます。
 
Papalin
2010/12/25 22:30

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